![極地冒険キャンプ 2018](/camp/contents/event/tsumagoi/images/180127/main_v_180127.jpg)
標高1,300mに位置する真冬のカンパーニャ嬬恋キャンプ場(群馬県嬬恋村)は、関東でも限りなく北極の環境に近い場所でもある。2018年1月下旬の真っ白で切り裂くほどの寒気の中、北極圏を疑似体験するキャンプイベントを今年も開催します。
最低気温が、-20℃になる日もある冬のカンパーニャ嬬恋キャンプ場。
ここはまるで北極圏にいるかのような空気も凍る寒さと深雪の白銀の世界があります。
つまり、北極圏の疑似体験ができるキャンプ場で体感したことがないほどの寒さをいかに楽しむかをテーマにした「極地冒険キャンプ」。
今年は、以前このイベントにお招きした荻田氏とともに2011年、北極史最大の謎と呼ばれる英国フランクリン隊の足跡をたどる冒険に挑んだ、ノンフィクショ作家で探検家の角幡唯介(かくはた ゆうすけ)氏をお迎えします。
角幡氏は、2016年冬から2017年春に掛け、北極圏グリーンランドにある、シオラパルク(北緯77度47分)という、住民が暮らす集落として、世界最北の小さな猟師村から出発した、たった一人、相棒(犬)ウヤミリックとともに、80日間にも及ぶ「一人極夜の旅」(日中でも太陽が沈んだ状態が続く現象)に挑んでいます。
何を求め、この最果ての地から旅を始めたのか?
「私が北の最果てに来たのは、この約200年前のイヌイットの男が見ていたような本物の太陽や本物の月を見たかったからだった。」
引用:文春オンライン「私は太陽を見た」http://bunshun.jp/category/into-the-polar-night
さまざまな冒険に挑む角幡氏は、何を思い、何を感じているのか?
角幡氏が直近に挑んだ「一人極夜の旅」のお話しを中心に、凍てつく厳冬期のカンパーニャ嬬恋キャンプ場で北極圏を体験します。
日中は、バラギ湖にビッシリと張った氷を切り出し、イグルーつくりにチャレンジします。
夜はもちろんギンギンの氷上にテント泊です。イグルーの出来次第では、イグルー泊も可能!
角幡 唯介(かくはた ゆうすけ)
1976年北海道出身。作家、探検家。
チベットのツアンポー峡谷単独探検や太陽が昇らない冬の極地探検など、現代における新しい探検・冒険像を模索し、ルポルタージュ作品として発表している。
著書に『空白の五マイル』『漂流』等。2月に『極夜行』が発売。
1月27日(土)
1月28日(日)
世界の果てのさらに果て。ドコにあってどんなコトが待っているのか?
ドキドキするような冒険心、ワクワクするような好奇心を刺激してくれる場所「北極圏」地球上に存在する未知の氷の世界を少しだけ体験しよう。