成功者に学ぶ、プランターでゴーヤを育てるコツ ─緑のシェード実験 その20─
今年、プランターでゴーヤを育てた方もたくさんいらっしゃると思います。
ゴーヤは育てやすい植物だと思いますが、プランターの場合、地植えと比べると少しコツがいるようです。我家は残念ながら葉が思ったように繁りませんでした。かさかさ乾いた感じで葉が大きくならなかったのです。少々早いのですが取り払ってしまいました。
ネットの取り外しは、軒下に付けたヒートンからフックを外すだけ。とても簡単でした。このネット用フックは来年も使えます。取り付けの様子はこちら。
ネットはアイデアネットという商品名で売られていたもの。白い色も気に入りましたし、25ミリ角と目が細かく花柄などが散らなくていいかなと安易に考えて求めたのですが、ネットの内側にプランターを置いた為か、葉の成長を阻害したような感じになりました。緑のシェード用ネットはつるものネットとして売られている10cm角目のもの方がよさそうです。
うまく育たなかった原因は、本やインターネットで得られる情報だけではどうもよくわかりません。
そこで、プランターで上手に育てている方々に実際にお話を伺ってみることにしました。撮影はいずれも9月上旬です。
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苗 あばしゴーヤ(市販の苗) 植えた時期 5月上旬 土 培養土と完熟牛糞1:1 プランターサイズ 13リットル ネット 10cm角のツルものネット
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苗 百成レイシ(種から育てた苗) 植えた時期 6月 土 培養土+再生した土(自家菜園を作っている人に再生してもらった) プランターサイズ 25リットル ネット 3cm角くらいのネット+10cm角のツルものネットを合わせている
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苗 あばしゴーヤ(市販の苗) 植えた時期 5月連休中 土 培養土 プランターサイズ 42リットル ネット キューリネット
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苗 太レイシ・長レイシ・よくなるゴーヤ3種類(市販の苗) 植えた時期 4月中旬 土 培養土 プランターサイズ 33リットル ネット 2.5cm角のマルチネット
- 気温が25度以上になると伸び始めるので、植える時期は6月に入ってからで十分。早く植えると早く枯れ始めてしまい、残暑に対応できない場合もある。
- 培養土にはいろいろな品質があるので、元肥を入れておくと安心。
- ネットはツルものネットとして売られている10㎝角目のものがよい。
- プランターは深めのものを選ぶ。根が十分張れるように大きく深めのプランターに、1株か2株植えるのが理想。
- 本葉が10枚くらいになったら先端のツルを摘芯する。こうすると脇芽が出て横に広がって面になる。
摘芯を繰り返して面を広げることができる。 - 成長が活発になったら水はたっぷりとやり、2週間に一度くらい追肥する(化成肥料、水溶性肥料でも)がやりすぎは禁物。土が硬くなったら、根を傷めない程度にほぐしてやる。
皆さんの緑のシェード(カーテン)はいかがでしたか。