最新情報 2004

キャンプ場最新情報 2004

掲載日：2004/06/18

南乗鞍キャンプ場便りNO.13

初夏の高原植物が見頃です

夏に向けて気温も暖かくなり、さまざまな植物が咲きだしています。県指定の天然記念物・レンゲツツジも真っ赤に染まり、高原を美しく彩っています。今週末にはちょうど見頃を迎えそうです。それに合わせて「レンゲツツジ観賞会」も行う予定です。現在、見頃のたくさんの花たちに加え、先週に引き続き南乗鞍の湧き水情報をお送りします。

ムラサキツメクサ

元々は牧草として輸入された物が野性化しています。ひとつの花のように見えますが、小さなたくさんの花が集まってできています。

マイヅルソウ

マウンテンバイクコースや遊歩道の中に群生しています。道にまで広がり足の踏み場に困ってしまうほどです。小さく白い花がたくさん付きかわいらしいです。

チゴユリ

名前の由来は、可憐な小さな花を稚児に見立ててついたそうで納得のかわいさです。遊歩道の森林浴コースで見ることができます。

キイチゴ

センターハウスからFエリアへの道沿いにさいています。白い2～3cmくらいの花です。花が終われば綺麗な実がつき長い間楽しめます。

ギンリョウソウ

薄暗い林のなかに生える事からユウレイタケとも言われます。全体が真っ白で葉緑体を持っていません。森林浴コースないにあります。

ニョイスミレ

今まで紹介してきたスミレよりも花期が遅くまだ楽しめます。葉っぱのかたちがハート型で花と合わせてかわいらしいです。

ハナニガナ

キャンプ場内の道脇に咲き始めました。葉や茎を切ると苦みのある乳液が出ます。ウサギなどはこの苦みを好んで食べるそうです。

スズラン

遊歩道せせらぎコース内に群生しています。上から見ると分かりにくいですがしゃがんでみると、かわいらしい花が見えます。

マムシグサ

テンナンショウの仲間は、仏炎苞と呼ばれる筒状の苞に包まれ、花は外からは見えません。茎の部分の斑模様が、蛇のように見えることからこの名前がつけられたそうです。

南乗鞍のおいしい水NO.2　御嶽山中腹に涌く「おばこの水」

　今回は霊峰御岳中腹に涌く、高根村自慢の水を紹介します。夏でも冷たくおいしいと評判の水です。キャンプ場からのアクセスは、キャンプ場から国道361号を日和田高原に向かい、県道朝日・高根線を朝日村に向かいます。（キャンプ場から約30km、所要時間50分）の所にあります。

　「おばこの水」のある場所は休憩所になっており、駐車スペースやトイレもあります。ここから見る乗鞍岳の眺めもおすすめです。道が狭い箇所もありますので、お立ち寄りの際はご注意ください。

おばこの水への案内MAPです

　湧き水でコーヒーや紅茶などを飲むと味がこんなにおいしくなるのかと驚くこともあります。飲まれる際は、生水でなく煮沸し、できるだけ早く飲まれることをおすすめします。

休憩所・駐車場・トイレがあります。キャンプ場で見る乗鞍岳はどこかしとやかさが感じられますが、ここでは逆に雄大さや力強さを感じさせてくれます。


	□レポート：南乗鞍キャンプ場スタッフ山岩豪

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