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キャンプ場最新情報 2004 掲載日:2004/08/07

津南キャンプ場便りNO.19

夏の夜はホタルが放つ光のアートを堪能できます

 
この時期、津南キャンプ場内の水辺では、夜になると宝石のような光に包まれます。その正体は、ホタル。センターハウス裏のセンターポンドや薬師湖の周りでは、8月中旬、お盆のシーズンが見頃となります。心地よい夜風に当たりながら、ホタルたちがつくる大自然のアートをぜひお楽しみください。




津南キャンプ場の主なホタル鑑賞スポット


遊歩道「湖畔通り」

 
薬師湖


センターポンド




  ホタルはきれいな水があるところに多く生息します。津南キャンプ場では、センターハウス裏のセンターポンド、薬師湖沿いを周回する「湖畔通り」が主な鑑賞スポット。時々、フラッとキャンプサイトにやってくることもあります。真っ暗ななか、ゆっくりと光ったり消えたりする幻想的な光に、不思議と目を奪われてしまいます。池の周りでご覧いただく際は、足元には十分ご注意ください。





ホタル豆知識

●種類●


源氏ボタル

  日本に生息するホタルは、主に「源氏ボタル」と「平家ボタル」の2種類です。津南キャンプ場で見られるのは主に「平家ボタル」。山伏山森林公園では「源氏ボタル」も時々見ることができます。


●発光●



  6月中旬に雄から雌へのラブコールを送る「飛翔」がいっせいにおこります。雄と雌で光の範囲が異なります。雄は5節と6節の両方が光りますが、雌は5節のみ光り、6節目は赤くなっています。光る範囲で雄と雌を当ててみるのも面白いですね。


●ホタル観察の際のご注意点●

1. 水辺を歩くので、長靴を使用した方が安全です。
2. 懐中電灯は足元を照らす程度に。より暗い方がホタルの光を楽しめます。
3. 捕まえて光を楽しんだ後は、必ず放しましょう。
4. 虫除けの準備もお忘れなく。






  津南キャンプ場では、朝、昼、夜それぞれ、たくさんの動植物たちと出逢えます。図鑑を片手に自然探索を楽しむには絶好の季節です。ご家族やグループでぜひお楽しみください。

レポート:津南キャンプ場教室担当 末岡 寛隆



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