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キャンプ場最新情報 2006 掲載日:2006/07/28

津南キャンプ場便りNO.10

昆虫たちが姿を見せ始めました

 
  7月も半ばを過ぎ、夏本番を目の前にして津南キャンプ場では多くの昆虫たちに出会えるようになってきました。2週間前までは例年に比べ少なく感じましたが、今週に入り例年並に姿を見ることができるようになっています。今回はそんなキャンプ場で見つけた昆虫たちをご紹介します。





仕事をしていると網戸に何か黒い物体がぶつかってきました。何かなと外に出てみると、コクワガタがひっくり返り助けを求めています。助けてあげたところ、余計なお世話だったのかハサミで挟まれてしまいました。



オスは大きなハサミを持って姿は立派ですが、メスも負けてはいません。樹液の出ている木を見たところ、オスを退かしながら樹液を吸っていました。オスよりメスのほうが強いかもしれませんね。





 


ミヤマクワガタとノコギリクワガタを兄弟2人で場内を散策しているときに見つけて、採取したそうです。コクワガタも採取できたとのこと。



スジクワガタです。子どもの爪より、少し大きいくらいです。注意して見ないと他の昆虫と間違ってしまうほどですがクワガタです。大きいクワガタばかりに目を奪われがちですが、こんなかわいらしいクワガタもいます。



  その他にも多くの目撃情報が寄せられています。たとえば夜、サニタリー棟にいたのを見つけた方、ランタンの明かりに誘われて飛んできたなどいろいろなお話しを聞いています。見つけるにはまず、クワガタの生態や行動する時間などを、図鑑で調べてからだと比較的見つけやすくなると思います。


  撮影当日の24日には、センターポンドで蛍を見ることができました。写真に収めることはできませんでしたが、これからもっと多くの蛍を見ることができる季節になります。ご来場の際は、夕食後にセンターハウス裏の池まで足を運ばれてみてはいかがでしょうか。ご来場を心よりお待ちしています。




キャンプ場からのお願い

 近年ではペットショップなどで外国の昆虫たちが多く販売されていますが、日本の自然へ逃げ出した場合、本来そこにある生態系を崩してしまう事例の報告を良く耳にします。外来種の昆虫などを連れてのご来場はご遠慮いただきますようお願いいたします。



レポート:津南キャンプ場スタッフ 石田 政臣



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