キャンプ場最新情報 2007 掲載日：2007/06/22

南乗鞍キャンプ場便りNO.4 石窯が新しくなりました

南乗鞍キャンプ場のピザ作りや、アウトドア教室でお馴染みの石窯が新しくなりました！ 　 経年変化によりゆがみが出てきたため、昨年の御岳窯に続き、乗鞍窯をつくり直しました。キャンプ場にある石窯は溶岩石と土を使った素朴な窯ですが、石窯を使って料理をすると土が適度に湿気を取ってくれ、溶岩石の遠赤外線効果によりおいしい料理がつくれます。 　 今週はスタッフによる石窯づくりの様子をお伝えします。

まずは大切な土台作り。石を1つずつ選んでパズルのように、慎重に積み上げていきます。

石組みができたら中に砂を詰め、その上に板状の溶岩石を置きます。

窯口をつくっていきます。同時に窯の中の熱が逃げないように、土で石と石の隙間を埋めていきます。

石組みの周りに焼き土を貼り付けていきます。だんごにした土をぺたんと投げつけ、空気の入る隙間がなくなるように窯全体の形をつくっていきます。

丁寧に石窯の頭を丸く整えていきます。形、見た目にも美しくこだわります。

ここまでくれば後は大詰めです。窯の中を熱し、乾かしていきます。強い熱だと周りの土がひび割れるので、弱い熱でじっくり乾燥させて完成です。

キャンプの楽しみの中で忘れてはいけないのが野外料理です。カレーやバーベキューといった定番はもちろんですが、新しくなった石窯を使って、新たな料理にチャレンジしてみませんか？ 　 ピザはもちろんパンやクッキー、焼林檎などご家庭でつくることができるオーブン料理が楽しめます。料理はもちろん、石窯を使ったおいしい外ごはんはいかがでしょうか？ 詳しい石窯のご利用方法はこちらをご確認ください。

	□レポート：南乗鞍キャンプ場スタッフ　山口 友規

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