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津南キャンプ場便り No.14
 

「味わえます、秋の『昔を食べる会』 ・ 楽しめます、ススキ遊び」
 つい先日まで、夏の強い日差しを受けていたような気がしますが、最近は幾分かその日差しも和らぎ、半月後にはもう十五夜をむかえます。皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
 津南キャンプ場では、9月29日(土)に恒例となりました「昔を食べる会」を開催いたします。予定品目は、くり・きのこご飯といった、秋の味覚の主役たち。今回も支配人が腕をふるって皆さまに「昔の味」をご用意します。また、10月1日の十五夜に先立って、月見だんごも用意してお待ちしておりますので、ぜひご参加ください。
※なお、下の写真は津南キャンプ場で行われた、過去の「昔を食べる会」の様子です(写真をクリックすると過去のレポートにアクセスできます)。


第1弾:6月2日
 
第2弾:7月7日
 「秋」のご紹介をもうひとつ。9月に入って、8月にはあまり目立たなかったススキの穂が、一斉に開き始めています。ススキといえば秋の代名詞的存在。すぐに「お月見」や「秋の七草」などがイメージできます。そのススキを先頭に、津南キャンプ場は、日毎に秋らしい風景へと模様替えされつつあります。
 日本で農耕が始まったのは約6千年前で、いち早く芽を出したのがススキやチガヤであったと言われています。縄文人はこのススキやチガヤを、住居や牛馬の飼料、日用品などに利用していたようです。また、根は薬品としても用いたようです。現在では家畜の飼料のほか、おもに地方の建築に見られる「カヤブキ屋根」の材料として使用されています。
 今回は、昔から伝わっているススキをつかった遊びを紹介したいと思います。懐かしく思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
※ススキで手を切らない様注意してください。
愛敬たっぷり。ススキのミミズク(穂を使用)


【1】頭を作る:ススキの穂を付け根から折り返し、糸でくくる。
 
【2】胸を作る:頭部分をくくったところにススキを足して、同じ要領で胸部分を作る。


【3】羽根を作る:胸部分のススキを適量分けて、羽根部分を作る。
 
【4】紙で目と耳、くちばしを貼って完成
 
よく飛びそうです。ススキの矢(葉を使用)


【1】矢を作る:写真のように葉の芯を中心とした片方をカットし、もう片方の先端は、芯を残して切れ目を入れ、折り曲げる。
 
【2】矢を飛ばす:指に添うように折り曲げた先端部分を左手に持ち、右の人差し指を添えて押し出す。
 
2人で遊べます。ススキ相撲(葉を使用)


【1】ススキを切る:写真のように「歯ブラシ型」にカットします。
 
【2】相撲します:お互いを交差させて引っ張り、葉が落ちたほうが負け。

 このように、自然の材料で遊ぶのもキャンプの楽しみの一つかもしれませんね。「ススキ」のほかにも、おなじく秋の風物詩である「ドングリ」や「栗」でも遊んでみるのも良いかもしれません。

 津南キャンプ場は、11月4日(日)で今年度はクローズいたします。これからは、日中でも肌寒く感じる日が多くなりますが、防寒対策さえしていただければ、クローズまでは、視覚にも味覚にもみっちりと秋をお楽しみいただけます。9月22日(土)からと、10月6日(土)からのそれぞれの3連休を中心に、アウトドア教室もご用意しておりますので、ぜひお越しください。お待ちしています。

レポート:キャンプ事業部 山田賢司



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