MUJIアウトドアクラブ主催

「冬から春のアウトドア教室」 レポートNo.1(4月8日)

氷上で楽しむこの季節ならではの釣り 「ワカサギ釣り」に挑戦しました。

教室名:「榛名湖でワカサギの穴釣り」

開催日:1999年2月13日土曜日

講 師:榛名湖漁業協同組合・組合長 関本岩雄さん

開催日前夜に雪という天気予報を聞き、心配でなかなか寝つけなかったのですが、翌朝になったら時折強い上州の空っ風が 吹くもののみごとな快晴。マイナス5度という寒さの中 、「榛名湖でワカサギの穴釣り」教室がスタートしました。今回の講師は榛名湖漁業協同組合・組合長の関本さんです。まず5kg以上もある鉄棒を握りしめ、厚さ30cm前後の氷に穴を開けるわけですが、これが意外に難しい。穴の形を末広がりにすると釣りやすくなるそうですが、初めての人だと尻つぼみになっ てしまうとか。削った氷を専用の網ですくい出しながら穴を開け、いよいよ湖の中に糸をたらします。

竿を上下に動かし、エサのサシを生きているように見せ、ワカサギ達の興味を引きつける。それからゆっくり竿を引き上げるとワカサギが食いついてくる……はずだったのですが、残念ながら今回は皆さんが空振り。でもワカサギ釣りの楽しみはなにも釣りだけではありません。そうです!「ワカサギの天ぷら」です。 良く冷えた衣をワカサギにつけてカラっと揚げ、あとは塩だけで食べる。とても贅沢な食べ方です。氷上だったので衣も良く冷え、プロのような揚がり具合になりました。この味には参加した皆さんも大満足。さらに寒い中で食べる「おしるこ」も格別の味わいでした。また持参の七輪でモチや干しイモなどを焼く方、ガスバーナーで鍋焼きうどんをつくる方など、皆さんそれぞれに楽しまれていたようです。

今回はついに生きたワカサギに対面できなかったのですが、釣り方はしっかり把握しました。
次回こそ釣り上げたワカサギで天ぷらを楽しみたいと思います。

レポート/ 津南キャンプ場・教室担当 鈴木英行

 


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