MUJIアウトドアクラブ主催

「冬〜春のアウトドア教室」 レポートNo.1(2月24日)

教室名:「赤城山大沼でワカサギの穴釣り」

開催日:2000年2月11日(金)

なんと、今回は参加者全員がワカサギを釣り上げるという快挙を 成し遂げました。 当日、空を見上げれば雲一つない晴天に恵まれ、また赤城大沼で 毎年恒例となっているワカサギ釣り大会と重なり、いつもは静かな ここ大沼も、この日は沼一面の真っ白な氷上がカラフルなテントで 埋め尽くされるほど賑わい、楽しい雰囲気の中で教室を開催するこ とが出来ました。 初めてという方も、経験のある方も、まずは先生に釣りの模範を 見せていただいてから、厚さ50cm程の氷に穴を開けるところから 始めました。専用スクリューで掻き出される氷を眺めていると、 まるでかき氷を作り出しているようで、思わず「シロップをかけて 食べてみたい」と、皆さん寒いことも忘れて見入ってしまったようです。 さあ、そしていよいよ実釣へ。開けた穴の前に座り、先生のように 竿を柔らかく上下に軽く動かし魚を誘ってみるものの、そう簡単 にはいきません。しかし、時間が経つにつれ、皆さんの竿の動きも よくなり始めた頃「あっ、いま引いた」と、おおはしゃぎ。糸を 手繰り寄せてみると、見事なワカサギが姿を現してくれました。

日も高く昇り始めた頃、今回のイベント開催にあたり協力していた だいた「高原荘今西」にてワカサギのから揚げや手打ちうどんを おいしくいただきました。ちょっと一息と思っていたのですが、 皆さんあまり休みもとらず、ご自分の釣り場へ戻ってしまうほどに 夢中でした。 ワカサギでお腹いっぱいになった午後、全員で釣るポイントを変えて みると、午前中、まだ釣れていなかった方がつぎつぎテンポよく釣れ 始めました。急な釣果にご自身も驚かれていたようです。 当日は天気がよかったこともあり、釣りをする手を休め、爽快な 青空のもとコーヒーで一服する方もいらっしゃって、心和む一日でした。 参加された皆さんはワカサギを釣るのと同時に、赤城の自然とゆっくり した時間の流れも満喫されていたようです。 またのご参加をお待ちしております。

レポート/ 津南キャンプ場・教室担当 小林太一

 


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