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MUJIアウトドアクラブ主催
アウトドアクラブイベント

教室名:本格ピザ窯作り
実施日:2001年6月10日(日)
実施場所:津南キャンプ場
講師:桑原浅一郎氏
 昨年、南乗鞍キャンプ場で、スタッフを中心にピザ窯を作ったことがありました。これが大変おもしろく、こんなに楽しいことならMUJIアウトドアクラブの皆さんにも体験していただこうと思い、このイベントを開催することにしました。 そして、みなさんのご協力のおかげで、津南キャンプ場にも2基のピザ窯が誕生しました。今回は、 その「本格ピザ窯作り」の模様をレポートいたします。
 イベント自体は6月10日の開催でしたが、スタッフによる準備は、5月末から始まりました。参加していただく皆さんには、2つ目の窯のドーム状になる部分を作る作業から協力していただこうと思い、まず私たちスタッフが作業を進めました。そして、イベント開催2日前に、1つ目の窯が完成し、 2つ目の窯も土台作りまでの作業が完了したのです。
 講師の桑原さんの説明を聞きながら、石を一つひとつパズルのように組み合わせ、ドーム状に仕上げていきます。その後、土をこね、そのこねた土を、窯の型を気にしながらドーム状の石に塗り、ついにピザ窯が完成しました。みなさん、久しぶりの土いじりや、慣れない薪割りを通して、わきあいあいとした楽しい時間を共有することができました。出来上がった窯は手作りということで、とても愛嬌のある表情をもった窯になりました(ピザ窯作りの過程については、この下に写真付きで詳しく説明してあります)。
 ピザ窯ができたら、次はもちろんピザ作りです。 あらかじめ醗酵させておいた生地をのばし、チーズ・トマトなどを盛り付け、香草代わりに山菜のウドの葉をのせます。それを、約500度に熱した窯の中に入れると、間もなく生地の縁が膨れあがり、チーズが溶け始めました。そして、約2分程でおいしそうなピザが焼きあがりました。切り分けられたピザを食べると、口いっぱいに香ばしさが広がり、窯が出来上がったことを実感することが出来ました。


 
ドームが出来上がったら焼けるように、竹や木でフレームを作ります。   出来上がった型枠に石を組み土を塗りつけます。
     
 
土が石の間にもしっかり入るように、土を何度もなでて伸ばします。   南乗鞍キャンプ場から手伝いに来てくれた、インストラクターの播摩。彼に教わりながらのピザ作り。
     
 
完成した窯で講師の桑原さんがピザを焼く姿。やはりピザ作りの方もかなりの腕前。   窯と一緒に作った畑です。この夏にはハーブでいっぱいになる予定です。
 
 ピザ窯には、ピザやパンを焼く以外にもたくさんの楽しみ方があります。是非手袋を持ってキャンプ場に遊びにきてください。私たちは薪割りをして、皆さんをお待ちしています。
レポート:津南キャンプ場インストラクター 鈴木英行


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