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MUJIアウトドアクラブ主催
アウトドア教室レポート No.6
教室名:
「蜜ろうでロウソク作り」
開催日:
2002年4月28日(日)
実施場所:
南乗鞍キャンプ場
講師:
キャンプ場スタッフ
教室開催の当日はみごとな五月晴れ! どこまでも澄み渡る青空の下、参加いただいた皆さんは、珍しい「蜜ろう」でのロウソク作りができるとあって、最初から興味津々の様子でした。
「蜜ろう」とは、働きバチの体から分泌されるロウによって作られた巣を、加熱することなどにより精製し、採取したロウのことです。
まずは、本物のミツバチの巣を手にとり、ミツバチの生活を図解を見ながら勉強しました。普段あまり見ることのないミツバチの巣を前に、皆さん真剣な表情で解説を聞いていました。
精製した蜜ろうは硬い板チョコ状になっています。それを、お湯で軟らかくし粘土状にしたら、それぞれ好みの形に作ります。よく見る真っ白なロウソクの「ろう」ではなく、甘い香りを放つ「蜜ろう」に触れると、その柔らかい感触に子供たちはおどろいていたようです。
大人も子供も、一生懸命に蜜ろうを思いおもいの姿に形作っていきます。どんな形のロウソクができるのでしょうか?
お子さんたちの多くは、キツネやウサギ、クマなどのかわいいらしい動物を形作っていました。形作りが終わり、火を灯すための芯を通して、ろうそくのでき上がりです。
大人たちは、液状に溶かした蜜ろうを思いおもいのシルエットに削った青竹に流し込みました。どちらも、火を灯すのがもったいないくらい、立派なロウソクが完成しました。
親子でそれぞれの作品を見比べて、子供の器用さに関心したお父さん、逆にお父さんの作品を見て「すご〜い!」と尊敬する子供たち。親子で、珍しい蜜ろうでのロウソク作りを楽しんでいただけたようでした。
□
レポート:南乗鞍キャンプ場教室担当 播摩 和之
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