津南を擁する魚沼郡の名物が、コシヒカリ。
おいしさの理由はその環境。
全国有数の豪雪地である魚沼地域は、山々から湧きでる豊富で清らかな雪解け水と肥沃な大地に恵まれ、山間地域特有の清浄な空気と昼夜の温度差が大きいことが、おいしいお米を育てる最大の特徴です。
さらに、受け継がれてきたお米作りの技と人々のたゆまぬ努力と情熱が、恵まれた自然環境と一体となって、品質と食味でトップクラスの魚沼産コシヒカリが育まれています。
JA津南農営部オススメのおいしいお米にふさわしい、おいしい米の炊き方をご紹介(3合の場合)。
お米を研ぐのは、お米についているぬかや汚れを落とすためです。
まず、お米に水を一気に注いだら、底のほうから手早く静かに2~3回かき混ぜ、水を捨てます。
次に、手のひらのつけ根の部分でお米を押すようにして、シャッシャッと数回研いで水を注ぎ、濁った水を捨てます。 これを2~3回繰り返します。
※のんびりしていると、ぬかが溶けた水をお米が吸い、ぬか臭いごはんになります。洗うのが冷たいからと湯沸かし器の湯などを使うのは禁物です。お米のでんぷんが溶け出て、いくら洗っても湯では澄んだ状態になりません 。
ざるに入れて水気を切ります。
お米を厚手の鍋に入れたら、水を加えて表面を平らにならし、このまましばらく吸水しておきます。
お米1合(180cc)に対し、水200ccが目安です。
ごはんをおいしく炊き上げるには、お米の芯までじゅうぶんに水を吸水させなくてはなりません。季節によって水温や気温に差があるので、吸水時間を加減します。目安としては夏は1時間、冬は2時間、春と秋はその中間がベストの時間と考えておきましょう。
鍋を中火にかけます。沸騰して、蒸気が上がったら、弱火にして15~20分ほどそのままに。火をとめて10分ほど蒸らします。
味のムラをなくして、おいしいごはんが食べられるように、炊いたあと蒸らします。ごはん炊き名人への最後のポイントは、蒸らし終わったごはんを、上手に混ぜること。ごはんの余分な水分がとび、おいしいごはんを表現するときに使われる「お米が立った」状態になります。
ごはんの上下を入れ替えるように混ぜましょう。