山に抱かれた 森のキャンプ場
-無印良品 津南キャンプ場-
日本有数の米どころとして知られる新潟県津南町は、日本有数の豪雪地帯でもあります。1年の約半分を雪の下で過ごす自 然は、逞しく、豊か。5月になるといっせいにその命を輝かせ、秋のクローズまで、キャンプ場は圧倒的な生命力 に満たされます。苗場山麓の激しい隆起と信濃川の侵食によって作られた日本一の河岸段丘を一望する100万m2の 自然のなかで、大きな休日をお楽しみください。
かつては修験道の聖地と呼ばれた山伏山(標高903m)に隣接し、ブナ、ミズナラなどの広葉樹の森に抱かれた津南キャンプ場は、山の恵みに溢れています。シーズンにはキャンプ場内でタケノコや山菜採り、きのこ狩りも楽しめます。五感を総動員して、大自然の恵みを浴びてください。
豊富な雪解け水に涵養されたキャンプ場の森は、湧水の宝庫でもあります。キャンプ場内にはせせらぎも流れ、ホタル、モリアオガエル、サンショウウオなども生息しています。場内の薬師湖では、カヌー・カヤックをはじめ、多彩な水遊びのメニューをご用意。あなたらしい遊び方を発見してください。
キャンプ場から続く「樽田の森」は、2008年に国土緑化推進機構の森林セラピー基地に認定されたブナの森。散策道も整備され、手軽に森林浴が楽しめます。広葉樹の中でも葉が薄く光をよく通すブナの森は、とても明るく、開放的。心が解き放たれるようなその伸びやかさは、鬱蒼とした森しか知らないあなたのイメージをはるかに超えるでしょう。
キャンプ場から少し足を伸ばせば、さらに豊かな自然との出逢いも楽しめます。エメラルドグリーンに輝く神秘の池「龍ヶ窪」も、そのひとつ。落葉広葉樹林に抱かれた池から湧き出す水の量は、毎分30トンにおよび、1日1 回池全体の水が入れ替わるほど豊かで清冽です。縄文の昔から、人々の暮らしを支えてきた豊かな自然が、ここにあります。