![北極キャンプ](images/main_v.jpg)
標高1,300に位置する真冬のカンパーニャ嬬恋キャンプ場(群馬県嬬恋村)は、関東でも限りなく北極の環境に近い場所でもあります。2016年1月中旬の真っ白で切り裂くほどの寒気の中、北極を疑似体験するキャンプイベントを開催します。
最低気温が、-20℃になる日もある冬のカンパーニャ嬬恋キャンプ場。ここにはまるで北極にいるかのような、空気も凍る寒さと深雪の白銀の世界があります。つまり、北極の疑似体験ができるキャンプ場で体感したことがないほどの寒さをいかに楽しむかをテーマにした「北極体験キャンプ」。
第2回目となる今回は、30cm~40cmの厚さまで結氷したバラギ湖氷上にテントを設営します。
限りなく『北極』。
そして前回に引き続き、本当に骨の髄まで北極を体験しつくしている、北極冒険家 荻田 泰永氏を招き、北極で何が起きていて、どんな装備や気持ちで向き合っているのかを情報だけでなく、生の声で感じてみたいと思います。
現在、2016年3月に北極点無補給単独徒歩到達を計画している荻田氏。2000年に初めて北極を訪れて以来、どっぷりと北極の素晴らしさに魅せられている冒険家です。
実際に荻田氏が使用している装備(テント・服装・ソリなど)を紹介しながら、北極での生活(テント・食事・トイレなど)も含めて体験しながら、北極の旅へフライトしたいと思います。
1977年9月1日 神奈川県愛川町生まれ北海道鷹栖町在住
2011年 Faust A.G. Awards ファウスト冒険家賞 受賞
北極圏に住むイヌイットとの交流も多い。近年著しい北極海の劇的な環境の変化、温暖化の実態も見てきており、独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)や、大学研究室との共同での環境調査活動も実施。
北極の温暖化、海氷減少を科学的な理論だけでなく、体験を通して語る事の出来る数少ない日本人である。
2012年から、 日本人初となる(世界2人目)の北極点無補給単独徒歩到達に挑戦し続け、2016年も3月に挑戦する予定。講談社から『北極男』を出版。
1月16日(土)
1月17日(日)