乗鞍岳と御嶽。
南乗鞍キャンプ場は、北アルプスを代表する
この二大名峰を見晴らす
標高1,600メートルの高原にあります。
一年を通じて湿度が低く、からりと過ごせるのは、
朝から夕方まで絶えず太陽が降り注ぐこの立地のお陰。
空が高いと感じるのは、空気の透明度が高い証です。
晴れた夜に降り注ぐ、
圧倒的な星空ももうひとつの魅力です。

キャンプ場が位置する1,600メートルは、
亜高山帯と山地帯の分岐点に当たります。
このため、南乗鞍キャンプ場の植生は、
驚くほど多様で豊か。
場内には、県指定天然記念物のレンゲツツジや
マツムシソウなど稀少な植物が自生し、
カモシカなどの野生動物も顔を見せてくれます。

明るい草原で過ごす開放感。
林の静けさに抱かれる癒し。
そして水辺の安らぎ。
起伏に富んだ自然を活かした多彩なサイトは、
四季折々にその表情を変えていきます。
ご利用の度に、新しい魅力に出逢えます。

キャンプ場から少し足を伸ばして、飛騨高山へ。
そこは、江戸幕府の天領として栄えた
古都の風情を、今に伝える聖地です。
飛騨の小京都と讃えられる「古い街並み」は、
その象徴。
通りには地酒や朴葉味噌などの
名産を扱う店が軒を連ね、
訪れる人が絶えることはありません。
江戸時代から続く朝市は、毎日開催されています。