バラギ図鑑 No.10
- 2009年11月26日
- バラギ図鑑
こんにちは!
今年は本格的に暖冬のようですね。
「小春日和」というのか、
青い空に白い雲がのんびりと流れる、
今日はそんなほわほわ陽気です。
さて久しぶりの『バラギ図鑑』。
紅葉の季節も終わり、葉っぱを落とした木々のなかで
ひときわ目に付くのがこちら。
今日のターゲット『白樺』さん。
シラカンバ(白樺) カバノキ科カバノキ属
高原といえば白樺。リゾートの代名詞、白樺。
特徴的な白い樹皮は遠くからでもそれとわかりますね。
材質は硬く、木目も美しいため、
家具や家屋の内装に用いられもするそうです。
また、白樺の樹皮は薄くてペラペラと簡単にはがれ落ちるのですが、
この樹皮は燃えやすく、湿っていても燃えるので
天然の着火材として使えるそうです。
薪として使うにも火付きが良く、火持ちも良いのだとか。
キャンプ向きの木だったんですね〜
そしてそして、白樺の樹液はおいしいらしいです!
早春の芽吹きの頃、幹にきずをつけて一晩そのままにしておけば
翌朝には透明で水のようにさらさらした樹液が味わえるそう。
ロシアでは「白樺ジュース」はポピュラーな飲み物だとか。
よし、来年の春は白樺ジュースに挑戦だ!
(全てバラギ湖畔遊歩道から撮影)