カンパーニャ嬬恋キャンプ場

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担当者に聞いてみよう!コールマン編

20100326
イベント

こんにちは、カンパーニャ嬬恋キャンプ場の渡瀬です。

5月2日(日)から4日(火)まで開催されるイベント、
「OUTDOOR FIELD EXHIBITION 2010」。イベント詳細はこちら。

イベントの見所からアウトドアに対する熱い「思い」まで、とことん各メーカー
担当者に直接インタビューを行いましたので、その模様をお伝えします!

記念すべき第1回目は、「コールマン」です。

今回インタビューを受けてくださったのは、Mr.コールマンとご紹介しても過
言ではない山村さんです。キャンパーズサポートでもお馴染みでご存知の
方も多いと思います。

「メーカー担当者に聞いてみよう!〜コールマン編〜」

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山村 聡さん マーケティング本部所属。
1984年入社。今年で勤続26年のベテラン社員。商品講習会やキャンパー
ズサポート開催の為、全国を飛び回っている日々。

Q1.コールマンジャパン株式会社をご紹介ください。

「1901年アメリカ、まだまだ電気のない家庭が多い時代、当時の生活を一
変させたオイルランプに始まりました。そのオイルランプは【真夜中の太陽】
と呼ばれ、家の灯りとなり、また野外(農家)の灯りとなりました。それが当
然のように戦争への軍事利用、そして大戦の終了でアウトドアでも使われる
ようになったのです。これが、スタートです。その後、1976年日本にコールマ
ンジャパン株式会社の前身となるコールマン極東駐在事務所が設立された
んです。」

とまるでその時代を生き抜いてきた人のように大切に語ってくれる山村さん。
もうすでに100年以上、キャンプの歴史を刻んでいるコールマンに感服です。

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「入社後、私は営業部に所属していてランタン片手に全国を回っていたん
です。もっと日本のキャンプユーザーに良いものをと心の中で思いながら。
でもやっぱり、アメリカと日本では環境も気候も違うでしょ。どうしても、アメ
リカ製品では対応できない部分があるんですよ。そこから、ジャパンバージ
ョンの企画が始まったんです。当時の日本支社社長が、本国・アメリカに行
ってようやく製造・販売にこぎつけたのです。だからこそいい製品ができたと
自負しています(笑)。」

実は、ドームテントやキャプテンチェアなど幾つかのモデルは、当初ジャパン
バージョンとして本国・アメリカに働きかけて日本市場用に製造したものだそ
うです。キャンパーへの思いから始まったジャパンバージョン。これにより日
本のキャンプ文化が向上し、今やアジア諸国へ波及しているそうです。

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Q2.今回のイベントでの見所を教えてください。

「全部です!(笑)」 と言って豪快に笑う山村さん。

「もちろん、新商品であるトンネルコネクトスクリーンタープなど見てもらいたい商
品はありますけど、まずはトータルでサイト全体を見てもらいたいです。コー
ルマン100年の歴史の根本にあるゆったりと広く快適であること。また、モノ
を売るのでなく、スタイルを提案しているのです。商品が良いだけでなくそこ
にあるストーリーを感じ取ってください(笑)。ってかっこつけすぎか?」

いやいや大丈夫です、山村さん。もう十分かっこいいですから。

「渡瀬くん、知ってるかい? アイビーファッションとか雑誌「Made in U.S.A.」
あれで感化されたんだよ、僕は。そして、アウトドアが汚いくてダサいという
イメージをコールマン製品が、おしゃれでかっこよくて、しかも快適性を提案し
たんだよ。」

当時、大学1年生だった山村さんにとってそれはカルチャーショックだったそう
です。このあたりから山村さんのこだわりの話が随所にみられるようになりま
した。ズボンはどこそこ、シャツはどこのがいいとか、靴はそこで、ブーツはあ
れ。最近のセレクトショップはどうもね〜。

などなど、話に終わりがないので、ご興味のある方は直接山村さんにお尋ね
ください。コールマン製品同様、山村さんも人を惹きつける魅力にあふれてい
ました。

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Q3.山村さんにとって思い出に残ったキャンプを教えてください。

「実は私、幼少時代はモジモジとした性格で、いじめられっ子だったんです。
今言っても、誰も信じないけど(笑)」

当たり前です。だれも信じられません・・・

「あれは小学校2年生の時だったかな、家族で軽登山に行ったんです。もう
どこの山に行ったのか全然記憶ないけど、たぶん山小屋みたいなところに1
泊して帰ってきたのかな。そこで、初めて飯ごうでご飯を炊き、缶詰めを食べ
たんですよ。今思えばたいした事じゃないけど、当時とてつもなくおいしくて
感動したのを覚えてます(笑)。」

山村さんの遠〜い記憶を辿る会話。まるで、その場もどこかセピア色に変化
していく。

「その軽登山の後に、思い切ってカブスカウトに入隊したんです。そしたら、
父親が心配してボーイスカウトの指導員のような資格を取ってきてくれて、
一緒に入隊しちゃたんですよ(笑)。」

その出来事が山村少年にとって、この上なく嬉しかったそうです。
お仕事上、年間何十日とキャンプしている山村さん。さぞすごいのかなと思
いきや、実は幼少期の家族でのキャンプでした。しかしそれが、山村さんに
とってキャンプの原風景となっているそうです。

Q4.いま夢中になっている「外あそび」を教えてください。

「歩く。それだけで今や十分に楽しい。」

格言のような、意味深い話かと思えば、

「健康の為なんですよ(笑)。自分が降りる駅の2つ手前で降りて、そこから
自宅まで歩く。大体40分くらいは歩きます。休日は、1時間半歩いて腹筋10
0回しています。キャンプで飲むこと・食べることが大好きで、気がついたら不
健康な体になってしまって(笑)。でも、歩くことで少しずつ体重も落ち、たまに
幼少期のあの軽登山のことも思い出す瞬間もあったり。自分は歩くことは好き
なんだなと思うようになりました。ただ、注意点は一つ。決して飲み屋街は歩
かないこと!絶対に寄ってしまうから(笑)。」

インタビューを始める前からすでにトップギアの山村さん、この熱いインタビュ
ー時間は、2時間半!(通常30分程度です)お話しできない裏話からファッシ
ョンや世界情勢の話まで男・山村さんに語っていただきました。いや〜、熱い
人です。ますます好きになりました。

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