流しそうめん大会〜!
- 2010年06月26日
- イベント
皆さん、こんにちは。カンパーニャ嬬恋キャンプ場スタッフの渡瀬です。
とうとう梅雨入りしてしまいましたが、夏の準備も開始。
今回、7月の3連休の中日には、「流しそうめん大会」を計画しています。
竹を組み上げ、茹で上げのそうめんを流してキャッチ!
もちろん、ただ流すのでなく、食する「そうめん」にもこだわりたいと考えたスタッフ一同。究極の「地元そうめん」を求めた結果たどり着いた、金井製麺所。吾妻地域(嬬恋村もその一部)の地粉を使った「そうめん」を製造されています。スタッフ総出で直談判をして、そうめん工程とイベント用そうめんの納品をお願いしてきました。
地粉から麺の製造工程は、前回清水よりお伝えしました。まさに、圧巻の麺風景!第一回目のレポートは、こちら。
あれからしばらく経った頃にお電話で、「明日、麺切るから、来いよ!」と誘ってくれた金井製麺所の金井さん。なんだか親戚のおじさんに呼ばれたみたいで、親近感たっぷり。そりゃ行きます!お願いしま〜す。
呼び鈴を鳴らすと、奥様がお出迎え。「2階で作業しているから、上がってって。」その言葉にかぶせるように、ガチャン、、、、ガチャン、、、と規則正しい音が鳴り響く。
少し急勾配の2階に上がると・・・・
「金井さん!」と声をかけるには失礼のような張り詰めた空気、玄関から聞こえてたガチャンという音が、麺を切る作業の音だったとようやく気づく。
ふと横を見ると、現代アートのように乾燥されている「そうめん」。
断裁する前の長いそうめんを機械の上に重ねていきます。
何段も、何段も重ねていく。
竹串をすっ〜、すっ〜、っと気持ちよく抜いていく。
そして、ガーーっとスライドする大きな刃を定位置まで移動。
よく見ると、「特許 エビス式乾麺断裁機」とうい文字が。年代モノらしいです。
定位置に着くと「ガチン!」とロックされ、あて木を置いて何のためらいもなく(当たり前か。。)ガチャン!ともち手を下ろす。
見てください、この切れ味。こうやって、手動で断裁する製麺所も少ないそうです。
大きな木へらを使って一気に、そして優しくそうめんをすくい上げます。
木箱に入れたら、「お〜い!」と奥さんに声を掛ける。
そして、ここでも手作業で計量して袋詰めをしていきます。しかも、すごいスピードで。「もう、手の感覚で大体分かるのよ、グラムなんて。」と笑いながら話してくれた奥さん。ちらっと見たその手は、つるつるの麺のようにきれいな手でした。
「これお土産にどうぞ。」といただいたそうめん。その1本1本が、大切に作ってきたのだなと思うと美味しさも増します。
もちろん、ご用意します。この「そうめん」。青空の下、高原の冷たい水に流されてくる「あのそうめん」が食べられます。是非、是非、ご参加ください。みんなで、つる〜っとしませんか?