私の紅葉の楽しみ方
- 2015年10月16日
こんにちは。田中です。
キャンプ場では最低気温が5℃を下回る日々が続いています。
ご来場予定のみなさん、防寒対策はしっかりと準備してきてくださいね。
さて、場内の紅葉は、鮮やかな赤色や黄色が若干落ち着きをみせ始め、
落葉も進んで「侘び寂び」の領域に入ってきています。
場内を赤や黄色を探しながら散策していると、ふと、日本人はこれほど紅葉を愛でるのに、紅葉の赤や黄色を表す表現があまりないことに気づきました。
同じ木の葉っぱでも色味はだいぶ違ってきます。
「紅葉色(もみじいろ)」など植物の名がついた伝統色名や、着物の染めの世界では「青朽葉色」「黄朽葉色」「赤朽葉色」などの紅葉にまつわる色名がありますが、ちょっとざっくりしていてあまりピンときません。
かと言って、この葉っぱはパントーンの何番で・・・っていうのも味気ないしなぁ。。。
なんてことを考えていたら、ぴったりの色見本があることに気づきました。
コレです。
そう、ワインのカラーチャートです。
しかも嬬恋村の周辺地域は、千曲川ワインバレーと呼ばれる長野県東御(とうみ)市や、栗で有名な長野県小布施(おぶせ)町など、小さいながらもこだわりのおいしいワインを作っているワイナリーがたくさんあるのです。
ということで、ワインのカラーチャートで「紅葉」も「ワイン」も両方楽しむことにします。
今日は「小布施ワイナリー」の2012年シラーをいただきます。
うーむ、
スパイシーな香りは確かにシラーですが、ヨーロッパのどっしりとしたシラーとは違って軽快な口当たりのおいしさです。
色味は一番下の山法師の葉っぱに近いでしょうか。
静かな秋の中、ささやかながら楽しいひと時となりました。
みなさんも、ぜひ自分なりの紅葉の楽しみ方を見つけてみてくださいね。