嬬恋キャンプ場自然便り
- 2020年10月04日
こんにちは。キャンプ場スタッフの荒井です。
10月に入り、カンパーニャ嬬恋キャンプ場では寒さが増し、
フリースやダウンジャケットが手放せなくなってきました。
寒さが増すにつれて、嬬恋キャンプ場の自然も色づき始めています。
キャンプ場周辺で1番初めに色づくのは、「ウルシ」という植物です。
ウルシは、人によっては触るとかぶれてしまう、注意が必要な植物なのですが、
紅葉はとても色鮮やかで目をみはってしまいます。
また、ひとつの葉っぱでも、色づきの進み具合が違い、
カラフルに見える葉っぱもありました。
ミズナラの木は、色づきはまだでしたが、ドングリの実をつけ始めていました。
葉の根元に、ドングリ帽子がたくさんついています。
実はこれから大きくなっていくのでしょう。
同じくミズナラの木の葉っぱを見ていると、赤く真ん丸な小さな玉を見つけました。
なんときれいな玉でしょう。
これは、「ナラハヒラタマルタマフシ」という名前の「虫こぶ」です。
虫こぶとは、植物に虫が寄生して、植物の形が変形してしまったものです。
赤いきれいな玉の中には、「ナラハヒラタマルタマバチ」というハチの幼虫がいます。
ちなみに名前は、
ナラハ→ミズナラの葉っぱ
ヒラタ→平たい(葉っぱの接地面が平たい)
マルタマ→丸い玉
フシ→こぶ
という意味で構成されています。
嬬恋キャンプ場の自然にも秋が訪れています。
ぜひ、遊びにお越しください。