新・バラギ図鑑~植物編②~
- 2022年07月11日
- 新・バラギ図鑑
皆さん、こんにちは!
そうめんにハマっている砂田です。
第二回ご紹介するのは、私一押しイチオシのこちら!
キバナノヤマオダマキ:キンポウゲ科、オダマキ属
日本固有種。名前も見た目も雅できれいな花。
7月が始まると同時に咲き始めました。
ヤマオダマキの黄花種でシャンデリアのような下向きの花が特徴的。
上部から紫がかっている個体がよく見られます。
ヤマオダマキだともっと紫が濃いです。
中をのぞくと...
中央部の濃い黄色い部分が花弁、淡い黄色の広がっている部分が萼片(がくへん)です。
上部の触覚のような部分は距(きょ)と呼ばれています。
この距がカワイイ!1番のチャームポイントです!
どういう構造なのか気になったので
Let's!解剖!
萼片、花弁ともに5枚ずつ
花弁が伸びて距ができているようです。
距は中空で筒状になっていました。
もっと細かく解剖しましたが、長くなってしまうので割愛。
つぼみ:花が開く前はかなり濃い紫で、先端がとんがっていてます。
実:花が散り、結実した状態で中には種が入っています。
つぼみと並んで見ることができました。茎:先端は濃い紫がかっていて毛で覆われています。
葉:雲のようなもくもくとした形をしています。葉裏は白いです。
キャンプ場には沢山咲いているのでまだまだ見られます!
このブログはこの人が書きました
すなだ みき|カンパーニャ嬬恋キャンプ場スタッフ。昔から田舎での生活や自然豊かな地への憧れを持っており、専門学校時代には動植物について学んでいた。休日は山登りや自然探索に出かける。キャンプ場内を双眼鏡片手に現れることもしばしば。