海外とのつながり
- 2012年08月06日
- 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012
みなさんに作品を紹介したくて写真を撮りに行っても
サンサンと照りつけるギラギラ太陽に影を作られて
なかなか上手に撮れずにヤキモキしている案内人 小林です
大地の芸術祭では44の国と地域からアーティストが参加し
様々な表現方法で、様々な作品を作っています
その中で、キャンプ場のある津南町は2000年の開催時から
東アジアの国々と交流をしてきました
マンパクがある上野や穴山・足滝集落には東アジアの
アーティストたちが住民と協働製作した作品が数多く
展示されています
M028 林舜龍
国境を越えて
集落の小さな公園に台湾の伝統工芸である交趾焼の陶俑が飾る門
先日の足滝の作品同様に、この作品にも穴山集落の住民たちが
描かれ、中国の古い伝説と穴山集落の時間が交差した物語が
刻印されています
M011 金九漢
かささぎたちの家
この作品は土・砂・火・木を基本材料とした陶の家です
作家がこの地で感銘を受けた「森羅万象、還地本處」の物語が
描きこまれたこの家は、家ごとすっぽり窯で覆われて
約１ヶ月間焼かれて完成しました
集落に数少ない子供たちの為の公園が欲しいという
住民の要望に作家が応えた作品
かささぎは韓国では幸せを呼ぶ鳥と言われています
M034 センス・アート・スタジオ
東アジア芸術村センター ドラゴンの迎える場
地域住民と共に芸術祭の案内所を運営しています
料理研究科の坂田阿希子プロデュースのカフェも実施
辰年にちなんでドラゴンの展示をすると共にグッズの販売もしています
津南町には韓国・台湾・香港・中国のアーティストが製作した
作品が８作品展示されています
大地の芸術祭回遊バス の日曜日コースはこれらがある
津南エリアを中心に作品を巡ります
津南町に展示されている２３作品の半数近くを観る事ができる
コースとなっていますので、是非ご参加ください！！
