レッツプレイ番外編(生き物)
- 2013年03月18日
津南キャンプ場 石田です。
春の足音が聞こえ始めた3月17日津南町では
初の試みとなる鮭の稚魚放流が行われました。
当日は新潟水辺の会主催、津南町町長、津南町教育委員会、
東京電力、魚沼漁業組合と多くの皆さんと共に2万~3万匹の
稚魚を放流しました。
昨年は津南町より下流にある宮中ダムで約300匹の鮭の溯上が
確認されたとのこと、宮中ダムは関東の電車を動かす電力を作っている
ダムとして地元でも有名なダムの一つです。昨年には新しい魚道も完成、
魚道を通る魚をガラス越しに見える新しいタイプの魚道となっています。
100年前は津南町でも多くの鮭が釣れたと説明がありました。
現代のように簡単に食べ物が手に入らない時代、雪に閉ざされる
豪雪地帯の大切な食べ物になっていたに違いありません。
人間の生活が便利になる為に改良し鮭が少ししか帰らなくなった
津南町にもう一度、多くの鮭が帰ってこれる環境が少しずつでは
あるけれど整ってきている事を実感しながらの放流となりました。
水温8度、最適な水温だそうです。信濃川を下り日本海からオホーツク海
ベーリング海を4年かけて帰郷してくれるはず、日本海の海水温が13度を
超える前にたどり着かないと帰って来れないとのことでした。
まずは記念撮影
大人がバケツリレーをして子供たちへ託します。
上記の画像は津南まるごとブログより。いろいろな情報があるのでチェックしてみてくだい。
息子は初めての経験に大喜び、もっと入れてと何度もお願いしてました。
4年後の再会を願ってやさしく放流しました。
急速に成長してどんどん便利になって行く世の中で
本当の自然とは?自然と共に生きてゆくために何をするべきなのか
子供達に何を残せて伝えてゆくことができるのか?大人として
一企業の一員として何ができるのか考えた一日となりました。