無印良品の家は、創業以来「永くつかえる」家づくりを追求してきました。
現在、永く暮らすためには、住む人だけでなく環境にも優しい住まいであることが必須条件です。
そこで、国内最高水準の断熱等級7を達成する、高断熱仕様の「窓の家」が誕生しました。
ZEH水準を大幅に超える高い断熱性・省エネ性により、未来に向けた環境にやさしい家をつくります。
高断熱仕様: UA値0.23
標準仕様: UA値0.38(2022年度実績平均値)
断熱等性能等級(下図は5・6地域の場合)
日本は寒冷地と温暖地の差が大きいため、各地域の気候特性を踏まえた断熱等級の基準値が定められています。
・省エネ性能
年間冷暖房費
無印良品の家で標準採用しているダブル断熱工法。内断熱だけの場合、柱や梁などの構造材で断熱材が途切れてしまいますが、ダブル断熱では、この部分を外断熱材がすっぽりと包み込むため、高い断熱性能が発揮されます。さらに、高断熱仕様の窓の家では外断熱に使用されるフェノールフォームの厚みを従来の1.5倍、内断熱のグラスウールの密度を1.25倍とし、断熱性能を大幅に向上しました。
窓は、家の中で最も熱の出入りが大きい場所。無印良品の家では、大きな窓を作っても快適に過ごせるよう、断熱性の高いLow-Eトリプルガラスを標準採用しています。さらに高断熱仕様の窓の家ではサッシに樹脂サッシを採用。トリプルガラスとの組み合わせで、熱貫流率は従来の1.5倍※に。より冷暖房効率を高め、光熱費を削減します。
※すべり出し窓/熱貫流率0.89w(m2・K)の場合
家の基本性能もこだわっています。
無印良品の家は、最高ランクの耐震等級3に対応。1棟1棟、ビルやマンションなど大型建築物と同様に、数値に裏付けられた「構造計算」を行い、安全を証明しお引渡しします。
SE 構法を採用することで、少ない壁や柱でも強固な構造を実現。解放感のある大開口や吹き抜けを可能にしました。部屋を広くとることができるため、可変性の高い間取りも可能になります 。
地域特有の風の流れや、時間や季節によって変わる日射の入り方を一棟一棟シミュレーション。自然エネルギーを活用する「パッシブデザイン」を設計に取り入れることで、省エネで快適な室内環境をつくります。