都心から離れず自然と共に暮らす
千代が丘団地

MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト、いよいよ名古屋に進出。その第1弾の1つとして対象になったのが、名古屋市千種区の平和公園を眼下に臨む「千代が丘団地」です。

緑に囲まれた暮らしが出来る場所、千代が丘

愛知県名古屋市千種区にある千代が丘団地は、市バス「光が丘」バス停まで徒歩5分、そして地下鉄自由ヶ丘駅まで7分。バスや地下鉄を使って、名古屋駅までは45分〜1時間、栄までは30分。中心部からは少し離れていますが、だからこそ豊かな自然に囲まれた落ち着いた暮らしを手にする事ができる。千代が丘団地にはそんな魅力が詰まっています。

もともと千代が丘団地周辺のエリアは分譲宅地のエリアで、閑静な住宅街として発展してきた街。
団地から歩いて数分のところには平和公園があり、春はお花見をする家族連れや学生たちで賑やかに。
平和公園は戦後の大規模な区画整理事業により整備され、北側には市内250カ所以上の寺の墓地を集めた大規模な墓碑群があるとともに、2,000本以上の桜の名所として慕われる自然豊かな公園です。南側は、里山文化が体験できる「くらしの森」として整備されています。

さらにちょっと南へ足を伸ばすと、ただいまリニューアル中の東山公園が。広大な園内には、500種を超える動物を展示する動物園と、約7,000種の植物展示や自然林を活かした散策コースなどがある植物園、東山スカイタワー、遊園地などがあります。
近場の平和公園でゆったりピクニックも、ちょっと足を伸ばして東山公園で朝晩のランニングなんかもいいですね。

また、団地近くにはショッピングセンターや銀行ATM、ドラッグストアや郵便局もあり、生活に必要最低限なものは徒歩圏内で揃います。特に団地に隣接しているショッピングセンターコスモ・アオキスーパーは、駐車場も十分ある上に、団地からは専用の歩道橋が設置されており、車道を通ることなくスーパーへ行けます。特に子ども連れや高齢者の方にとっては安心・安全です。
また、団地を囲むようにして、小学校・高校があります。そして幼稚園は団地に隣接しています。

小高い丘に建ち、見晴らしの良い千代が丘団地

千代が丘団地は、8階建棟が2棟、11階建棟が4棟、12階建棟が3棟並び、934戸を持つ比較的規模の大きい団地です。昭和53年から54年に建てられた住棟は、団地の中では比較的新しいです。

千代が丘団地周辺のエリアは丘陵地帯になっていて、千代が丘団地も小高い丘の上に建っています。周囲に高い建物が少ないので見晴らしが良く、天気が良いと岐阜の山々を一望することができます。
そして各住棟には段差があり、どの住棟でも日当りや風通しが確保されています。

敷地内に入ると、まるで小さな森があちこちにあるような、様々な種類の木々が群生しているエリアがいくつかあります。そして中心部には野球場が。ここで子どもたちが野球の試合をしたり、練習したりしているようです。窓を開けると木々のざわめきや虫の声、それに混じって子どもたちが遊ぶ声が飛び込んできます。

それぞれの部屋の間取りも2LDK、3DK、3LDK、4LDKと幅広く、床面積も比較的ゆったりとつくられています。昭和50年代につくられた住棟なので、洗濯機置き場も室内に。水まわりは一ヶ所に固められていて、現代の生活動線に近いです。

また、この団地は歩道と車道が分けられています。車は敷地内に入ってこられない仕組みに。敷地内で子どもを遊ばせているご両親や高齢者には嬉しいですね。

都心からそこまで離れたくないけれど、自然と共に暮らしたい。そんな「いいとこ取り」をしたい方には千代が丘団地はぴったりかもしれません。

※取材日(2014年10月)時点の情報になります

リノベーション住戸について

MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトが今回手がけるのは、和室が3室の3DKタイプと、3LDKタイプの2部屋。良き部分は残し、現代に合わせてリノベーションしていきます。
ここでは、「住む+働く」をテーマにした部屋も提案します。中心部から少し離れたこの穏やかな環境で、通勤のストレスを感じることなく、好きな空間で自分のペースで仕事をする。そんな暮らし方の実験もできるかもしれません。