別荘地のようなくつろぎを日常に
鈴蘭台第1団地
日本最古の名湯に数えられる「有馬温泉」を持つ神戸市北区。その南部に広がる街が鈴蘭台です。昭和初期には「関西の軽井沢」と謳われるほど避暑地として人気を博し、次第にベッドタウンとして親しまれるようになりました。今回は、西鈴蘭台駅から徒歩約10分の場所にある鈴蘭台第1団地をご紹介します。
生活利便施設や医療施設が、徒歩10分圏内
最寄駅は神戸電鉄粟生線「西鈴蘭台駅」。駅前再開発が進むターミナル駅「鈴蘭台駅」まで乗車約3分。阪神電鉄・阪急電鉄・神戸電鉄が接続する「新開地駅」まで約17分、そこから「神戸三宮駅」までなら約7分です。平日の通勤や休日のショッピングを楽しむにも適した距離間ではないでしょうか。
駅から北へ、穏やかな坂道を歩いて10分ほどで団地に到着します。駅界隈〜団地間には、銀行や郵便局、生鮮食品も扱うスーパーマーケット、ホームセンター「コメリハード&グリーン 鈴蘭台店」、さらには24時間の救急医療にも対応する「顕修会すずらん病院」や歯科などの診療所も揃っています。家路に生活利便施設が整っているのは、働き盛りの世代には嬉しいことですね。
教育施設も隣接。高台に広がる緑豊かな団地
鈴蘭台第1団地は、5階建ての住棟51棟・1,338戸によって構成される団地です。なだらかな起伏を活用して住棟間隔をゆったり保つことで、ベランダからの視線が重ならない工夫が施されています。
四季折々の表情が楽しめる豊かな自然があり、各所に設けられた遊び場は子どもたちの笑顔に溢れ、団地内には幸せな雰囲気が漂っています。幼稚園と保育園の機能を併せ持った「五葉幼稚園」と神戸市立「北五葉小学校」が団地に隣接し、神戸市立「鈴蘭台中学校」も徒歩約10分という近さなので、子育てにも安心の環境です。
団地の中央には商店街もあり、寿司屋や整骨院、放課後等デイサービスなどが入っています。毎週木曜の夕方頃には定番のテーマ曲を流しながら「移動スーパー」が商店街横の広場に登場。「最近会わなかったけど元気にしてた?」と、団地の人々にとって顔の見える関係性をつくる良い機会にもなっているようです。
車で片道30分以内にある多彩なレジャースポット
マイカー利用で片道30分以内に多彩なレジャースポットがあることも魅力です。とくに人気なのは、約10分で着く「神戸市の総合福祉ゾーン しあわせの村」。市の条例のもと東京ドーム約44個分の広大な敷地に建設された総合レジャー施設です。バーベキューやキャンプ、アスレチック、プール、パターゴルフ、温泉、宿泊施設など、老若男女問わず楽しめる充実ぶり。なんと、駐車代500円だけで1日遊べるコースまであります。
他にも、日本三名泉の一つとされる「有馬温泉」まで車で約20分、フルーツ狩りなども体験できる西日本最大級の道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」まで約20分、羊や牛などの動物と触れ合える「六甲山牧場」まで約25分、大パノラマの眺望が素晴らしい「六甲ガーデンテラス」は約30分という便利な位置関係です。
リノベーション住戸について
今回、MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトが手掛けたのは、かつて3Kの間取りだった約43m²のお部屋です。コンセプトは「持出しキッチンのある広いLDK」。側板がなく、床と平行に伸びるシンプルなラインが美しいMUJI×UR共同開発商品の持出しキッチンを設置し、広々とした調理空間を生み出しました。
また、水まわりに小天井を備え、利便性の高い収納動線をつくっています。玄関付近には半透明ふすまを用い、細部まで陽の光を行き渡らせています。光と風がふわりと抜けるこの部屋で、新しい生活をはじめませんか?