子育てしやすい穏やかな雰囲気と利便性が特長
さつきが丘団地
千葉市花見川区にある「さつきが丘団地」は、1972(昭和47)年に管理開始した団地です。
十分な間隔を空けて並ぶ住棟は、いずれも日当たり、風通し共に良好。敷地内にはプレイロットが点在する中を遊歩道が通っており、植栽なども丁寧に整備されています。周辺も公園をはじめとする自然が多く残っています。
「穏やかな雰囲気のエリアですよ」近隣に長くお住まいの方は、団地周辺のことをそう紹介してくれました。
豊かな自然と便利さが共存する過ごしやすさ
自然豊かな落ち着いた環境に加え、商店などが近隣にそろっているところも「さつきが丘団地」の特長です。
徒歩圏内には、スーパーマーケットやドラッグストアをはじめとする商店が並ぶ「さつきが丘名店街」があります。商店街沿いには郵便局や銀行もあり、日常生活に必要なものはおおむね手に入ると言えるでしょう。総合病院をはじめとする医療機関が近隣にあるところも心強いところです。
最寄り駅のJR総武線「新検見川駅」には、大型スーパーなどもあります。
「新検見川駅」までは、「さつきが丘団地」のバス停から、約15分で行けます。平日朝の通勤通学の時間帯には1時間に10本という高い頻度で出ているほか「新検見川駅」から団地までは0時まで運行があるので、帰宅の際にも安心です。団地のバス停からは、総武線快速の停車駅「稲毛駅」などに向かう路線もあり、多方面に乗り換えなしでアクセス可能です。
交通アクセスも良好で、「新検見川駅」から「千葉駅」までは10分未満、「稲毛駅」から「東京駅」までは約40分で行けます。この利便性の高さも、団地の特長のひとつとなるでしょう。
教育機関や公園、図書館などが近隣にそろった環境
子育てしやすい環境も整っており、近隣には数軒の保育園や幼稚園、2つの公立小学校、そして公立中学校があります。
遊ぶ場所も豊富。団地に隣接して、国指定文化財の「犢橋貝塚(こてはしかいづか)」を緑地公園とした「犢橋貝塚公園」があります。小高い丘の上には芝生が広がり、取材時には、心地よい風が吹く中、学校帰りの小学生たちや、シニア世代の人たちがリラックスした時間を過ごしている様子が印象的でした。
少し足を伸ばせば行ける「宮野木中央公園」には、テニスなどのスポーツが楽しめる施設があり、その先には「千葉市動物公園」があるなど、レジャー施設も充実しています。
「犢橋貝塚公園」内には、廃バスを利用した私設図書館「かいづか文庫」があり、毎週土曜日(長期休暇中などは閉館)に開館しています。公園に隣接した「さつきが丘公民館」内にある図書室と併せ、子どものみならず大人にとっても、気軽に本に親しめる場所となっています。
周りが「見守る」意識があるから、安心して暮らせる
近隣小学校の児童下校時間になると、団地の中にも子ども達のやわらかい笑い声が聞こえてきます。
そんな敷地の一角にある「管理サービス事務所」の隣にある公園で、就学前のお子さんと遊んでいた女性にお話を伺いました。
「周辺の環境も含めて、住みやすい団地です。必要なものは近所で手に入る便利さもありがたいですね。おまつりなどのイベントも開催されるので、周りの方々との交流も取りやすいと思います。適度な距離感で、子どものことも気にかけてくださっているので、子育てもしやすいところだと感じています」穏やかな環境で、子育て世代からシニア世代の方々までが、安心して暮らせる。「さつきが丘団地」は、そんな団地です。