キックオフミーティング 第1回
2012年度に開始した「MUJI×UR 団地リノベーションプロジェクト」。関西の団地で始まったこのプロジェクトも、今では東京から九州まで全国のUR 賃貸へ広がり、おかげさまでこの春でなんと約350 戸の供給に達する勢いです。
そして5年目を迎える2016年度、新たに大阪府池田市の「アルビス五月ヶ丘団地」でプロジェクトの開始が決定! このブログでは、池田市に住む私(UR 賃貸PR 担当)が、その新プランが出来上がるまでの過程や、あわせてまちの魅力などもお伝えしていきたいと思います。
といわけで、早速、プロジェクト開始のキックオフ会議をレポートします。
この日はURとMUJI HOUSEの担当者、そして団地の施工業者の皆様がずらっと集合。プロジェクト開始時はいつもそうなんですが、「建築」「設備」「電気」などの各専門職が一堂に集まって、プランのたたき台を見つつ、現地の確認と課題の洗い出しを行います。
靴がいっぱいで入れない・・
今はまだ、あくまでもタタキ台としてのプラン図。リノベーションの作業は、現場で確認しながら決めていく事が多いのが特徴です。床の素材から、コンセントの位置やドアの取っ手の種類まで、実際に現場で確認しながらどんどん赤ペンで書きこんでいきます。油断しているとすぐについていけなくなりそうな勢いで、打ち合わせは進みます。
こちらはプロジェクトの中心メンバー。
左から、MUJI HOUSEの豊田氏と松本氏、そして右がURの平川氏。3人とも建築職。この時も専門用語が飛び交って、私は話していることの半分もわかりません。どうやら麻畳や持ち出しキッチンなど、MUJI×UR 団地リノベーションプロジェクトから生まれたパーツの扱いを検討しているよう??
その他のみなさんもプラン図を確認しながら隅々をチェック!! カーテンレールの仕様が住宅によって異なることが判明。MUJI×URのリノベーション住戸ではカーテンレールを取り換えるので、そのおさめ方を検討していきます。
アルビス五月ヶ丘団地は、五月山のふもとにあるとても見晴らしの良い団地。上層階からは池田のまちが一望できます。この日はとても良い気候で、スタッフみんなの熱気でいっぱいの部屋に、初夏の気持ち良い風が吹き込んできました。
池田は山と川があるまちで緑もいっぱい、その歴史も古代まで遡ることができるそうです。
そんなまちで始まる今回のMUJI×UR 団地リノベーションプロジェクト。
今後もレポートしていきますので、ぜひご期待ください!