お部屋に緑を☆
北海道、岩手県に次いで、3番目に面積の大きい福島県。
県南北に連なる奥羽山脈、阿武隈山地を境に、
太平洋沿岸を「浜通り」、中部を「中通り」、西部を「会津」と
大きく3つの地域に区切られます。
その中通りの北部に位置する福島市は、県庁所在地としては珍しく、
人口で、浜通りのいわき市、中通りの郡山市に次ぐ3番手。
ただ、生産量日本一を誇る桃、日本三大けんか祭の一つ飯坂けんか祭、
日本三大こけしに数えられる土湯こけしなど、
様々な名物名産を数えます。
そんな福島市にある無印良品エスパル福島を訪ねました。
一体、どんな商品が人気なのでしょう?
「福島では、こんな緑が人気なんです」
笑顔で迎えてくれたスタッフに紹介してもらったのが、
観葉植物シリーズ。
無印良品って観葉植物も扱っているんだ!
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
我々も一瞬そう感じましたが、
店内をよく見ると、ありました。
まるでディスプレイの一部のように棚に溶け込んでいます。
「底面給水鉢なので、慣れていない方でも、
水をやりすぎたりして枯らすリスクも少ないんですよ」
店長がそう教えてくれた通り、外側の白い鉢に水を入れておけば、
綿が水を吸い上げて土が潤う仕組みです。
「桃園とか梨園とか多い土地柄もあって、
もともと、自分で植物を栽培することが好きなんですよね。
ただ原発事故以来、なかなか外でガーデニングなどができないため、
室内で楽しめる観葉植物が支持されているのかもしれません」
人気の理由について、エスパル福島店の店長はそう語ります。
実際、観葉植物があるだけで、部屋が明るく感じます。
植物には、人の心を癒してくれる効果がありそうですね。