ソトデナニスル? 2014
この夏、外あそびしましたか?
私たちは、夏休みシーズンが始まって早々、
無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場にて開催された、
「Outdoor Summer Jamboree ソトデナニスル? 2014」へ行って来ました!
「ソトデナニスル?」とは、その名の通り、
広々としたアウトドアの環境で、様々な外あそびを楽しめるイベント。
5年目を数える今年も、
マウンテンバイクからパラグライダー、クッキングに天体観測まで、
50近くのワークショップが催され、1000名近いお客さんたちで賑わいました。
各界のエキスパートたちから、道具の選び方、使い方、そしてあそび方を
直接教わることができる場とあって、どのブースも大盛況。
無印良品からは、「いつものもしも」のために、
家族が集まる場所などを書き留めたメモを入れておける、
残布を使った家族のお守りづくりのワークショップも。
そのなかで私たちも、MUJIキャラバンでお会いした日本各地の職人さんによる
様々なモノづくりのワークショップをアレンジさせていただきました。
なだらかな高原のなか、ひときわ目を引くブースは 、
愛知の有松・鳴海絞りの技法を活かし、
新しい感覚で提案する女子2人組ユニット「まり木綿」です。
「絞り染めをもっと身近に感じて欲しい、触れて欲しい」
という思いの2人から生み出されるのは、
キュートでポップな日用使いのシャツや小物。
3色だけの染料で、同じように染めても、一つひとつ柄が変わる絞り染めに、
参加者の皆さんも、魅了されている様子でした。
青空のもと、参加者のみなさんで記念撮影!
続いて、レースのような柄の木製品が飾られたこちらは、
高知県より、レースのような木のコースターづくりのブースです。
森林率84%の高知県。
そんな地で生まれたのが、間伐材を用いたレース模様の
木のコースター「moku-lace(もくレース)」です。
レーザーカッターで半分まで切り込みを入れたレース編みの模様を、
彫刻刀でくり抜いたり、色を塗ったり
。
杉製なので軽く、とても繊細です。
力の入れ方を間違えると、割れてしまうこともあります。
そこには「丁寧に暮らす、大切に暮らす」というコンセプトが隠されていました。
「もくレースが、気に入ったものを大切に使うという、
丁寧な暮らしへのキッカケになればうれしいですね」
と、生産者(ばうむ合同会社)は話します。
子供たちも、自分だけのオリジナルコースターに、大満足な様子でした。
そのお隣は、温かみのある手書きの看板が印象的なブース。
間伐した越後杉の端材を用いた、かわいい型の着火剤づくりです。
こちらを手掛けるのは、新潟県の越後杉に囲まれた
自然豊かな環境にある福祉作業所「あおぞらソラシード」。
自然の資源を生かしたものづくりで、
障がい者が社会とつながってお金を稼いでいく取り組みが行われているんです。
新潟県の越後杉の間伐材と、
神社などで不要になったろうそくを用いて作るため、なんと天然素材100%。
安心安全の素材で、キャンプでもすぐにお使いいただけたため、
子供から大人まで、気軽に楽しんでいただけていました。
また、滋賀県の福祉作業所で働く人たちによって、
繊維工場で不要になった糸で編まれたカラフルな織り物。
こうした織物を商品化し、売上を織り手に還元して
障がい者の賃金向上アップに寄与しているのが「Team coccori」です。
今回はTeam coccoriオリジナルの
ミサンガ織り機を使ったワークショップを実施いただきました。
織り込むのは、びわ湖畔でつくられる色鮮やかな糸や残布。
キャンプ場の木の枝や草木も一緒に織り込む事ができて、
子供たちも自分だけのミサンガに思わず笑みがこぼれていました。
自分でやってみる、手を動かしてみる。
その過程で、背景にあるストーリーを知って、
モノへの愛着が湧くきっかけとなればうれしいですね。
期間中は、アニメソングを一緒に歌うキッズ向けライブや、
キャンプファイヤー、
朝ヨガに、
夜のステージライブまで。
休む間もないほど、盛り上がりっぱなしの3日間でした。
こうして今年の「ソトナニ」は大盛況のなか幕を閉じましたが、
無印良品のキャンプ場は、まだまだ夏まっただ中!
夏休み期間は、たくさんのアウトドア教室が催されていますので、
興味ある方は、是非キャンプ場のHPも覗いてみてくださいね。
この夏、外あそびしませんか?