窓の家
この旅で初めて本格的な雪に見舞われたなか、
琵琶湖東を車で走っていると、「無印良品の家」の看板が。
そこは「無印良品の家 彦根店」でした。
今まで、なかなか機会に恵まれなかったのですが、
37県目にして、ようやく無印良品の家と巡り合いました!
現在、3タイプの家が販売されている無印良品の家のうち、
ここ彦根店は「窓の家」と呼ばれるタイプ。
その名の通り、窓が映えるデザインです。
中に入ると、そこには明るく広々とした空間がありました。
「SE構法」と呼ばれる、骨組み全体で家を支える構造を取り入れており、
柱や区画の壁が少ない分、広々とした吹き抜け空間が実現できているのです。
そして、この窓からの採光と景色。
ベランダは雪模様ですが、空には青空が広がっていました。
まるで絵画のように風景が切り取られる工夫が凝らされており、
窓には木製のものをアルミで保護したサッシが使用されています。
余剰木材を使用した木製サッシにすることで、断熱効果を上げ、
それをアルミで保護することで、木材の耐久性を上げる。
エネルギー効率も良く、かつ、
窓の数だけ美しい風景が生まれる家になっているのです。
「この窓の家は、イギリスのピーターラビットに出てくるような家を
モチーフにしているんですよ」
彦根店のスタッフ、矢谷幸子さんが教えてくださいました。
窓の家の発想の原点は、ピーターラビットの作者も愛したという、
イギリスのコッツウォルズ地方の小さな村。
イギリス人にとって心の故郷の光景といわれるほどに美しい街並みは、
地元で産出される石で造った三角屋根の家が連なったもの。
何代にもわたって住まれてきた家の歴史の重みが詰まっていて、
「なにもないが、そこにすべてがある」光景が広がっているそうです。
そこにヒントを得た窓の家には、
仕上げ材として使われる塗り壁や、床材に使われる無垢の木など、
「永く使える」という理念に基づいたものが使用されていました。
そして、SE構法ゆえに、間取り変更が自由なのも大きな強み。
柱や壁の制約を受けずに、間取りが変更できるため、
子供がいる間、巣立っていった後と、
家族の状況に合わせて空間を設(しつら)えていけるんです。
「無印良品の家のコンセプトは"永く使える、変えられる"。
窓の家は、家の中にも窓を構えられるので、
ここからの景色が私のお気に入りなんです♪」
2階にある出窓からの眺めは、
家族で団らんしているリビングシーンを想起させてくれました。
まるで幼い頃、絵で描いていたような家の形に、
隣合わせの家の状況によって自由に窓の位置や大きさをアレンジできる、
「無印良品 窓の家」。
一度知ってしまうと、忘れられないほどの魅力がありました。
この旅を終えた後の、住まい候補に考えたいと思います。
まずは、土地探しからですが
。
滋賀で人気の無印良品
そんな滋賀県の無印良品の人気商品は意外な逸品でした!
大津パルコ店のさわやか店長が座っているこちら 、
「落ちワタ入り座ぶとん」(1000円)です!
紡績工程から出た落ちワタが入っており、
エコでありながら、その弾力性は抜群。
店長いわく、
「滋賀には古い家屋が多いため、和室でのニーズが高く、
金額的にもお買い求めやすいのではないか?」
とのことでした。
クッションよりも座ぶとんの方が売れるというから、
店長の推測もあながち間違っていないかもしれません。
また、カバーのバリエーションも
以下の通りたくさんあるのがうれしいところ!
ここに載せきれないほど、他にもまだまだ
↓
ネットストア > 座布団・座椅子
新しい無印良品の発見が多くあった滋賀県での滞在でした。