本格カレーをレトルトで♪
忙しくて食事の用意をする時間がない時や、
外食も飽きたし家でごはんを食べたいけれど疲れている時など、
みなさんどうされますか?
そんな時、我が家ではカレーをはじめとする、
レトルト食品が大活躍してくれます。
レトルト食品はアメリカ陸軍が缶詰にかわる軍用携帯食として
開発したのが始まりで、その後宇宙食にも採用されたことで
食品メーカーの注目の的になりました。
その後、一般向けのレトルト食品が世界で最初に開発されたのは日本で、
中身はカレーだったといわれています。
今ではスーパーやコンビニでも
複数種類のレトルトカレーを見かけますが、
レトルト食品の元祖はやはりカレーだったのですね!
ちなみに、無印良品には現在11種類のレトルトカレーがあります。
(※季節によって変わります)
バリエーションが豊富なので、選ぶ楽しみがあるんです!
今回はこのレトルトカレーの生産現場を訪れました。
まず、初めて知ったのがレトルト食品の定義です。
レトルト食品とは、気密性及び遮光性を有する容器で密封し、
加圧加熱殺菌した食品のこと。
この大きな殺菌機の中で120℃の熱水シャワーを浴びて、殺菌されるのです。
レトルト食品=保存食であることは理解していましたが、
保存するために保存料を少しばかりは入れているものかと思っていました
。
後から高温で加熱処理をするため、事前に具材に火はほとんど入れないそう。
家庭で作るカレーと違うところですね。
具材といえば、食べたことがある人は分かると思いますが、
無印良品のカレーの特徴は何と言っても、具材がしっかり入っていること!
今回このシーンを見て、それもそのはず★と納得しました。
各具材をきちんと手作業で量って入れているので、
具材の偏りがなく仕上がるんです。
工場を見学後には、試食をさせていただきました。
無印良品のレトルトカレー、実は
インドカレーのラインナップが新しくなりました!
「バターチキン」と「キーマ」がより本格的にリニューアルし、
新しく「チャナマサラ」「バラックチキン」「チキンクルマ」が仲間入り♪
生産現場の皆さんに、開発秘話を聞くことができました。
「インドで食べたカレーをもとに、スパイスを自分たちで配合して
より本格的な味に近づけました」
このリニューアルに際し、開発チームは
実際にインドに足を運び、現地のシェフにカレーの作り方を教わってきたのだそう。
バターチキンとキーマの、リニューアル前のものと後のものを
食べ比べてみましたが、確かにその第一印象はどちらも
「スパイスの風味が効いていてインドで食べたカレーに似ている!
リニューアル前のものより大人な味かも!?」というものでした。
日本で食べるカレーはどうしても日本人好みの味で、
ましてやレトルトカレーで本場インドの味に巡り合ったことは
これまでありませんでした。
開発チームは、試作当時をこう振り返ります。
「本場のカレーの味を日本にある調味料でいかに作り出すかにとても苦労しました。
北インドで食べたカレーは、チャパティやナンで食べるケースが多く、
ごはんに合う味にするのも難しかったですね」
本場インドの味に近づけながらも、
日本というインドとは違った環境で食べられることを前提に味を調整する。
また、レトルト食品なので加熱処理後に味が多少変化することも
想定しながら味を作っていくのが一筋縄ではいかないところだとか。
新しく生まれ変わった「バターチキン」と「キーマ」は8月22日発売、
「チャナマサラ」「バラックチキン」「チキンクルマ」は8月29日の発売です。
いずれも自信作とのことなので、お楽しみに!!!
※なお、通常のキャラバンブログは9/3(月)より
九州編の連載がスタートになります。
これまで同様、毎日更新していきますのでご期待ください!