無印良品のすべてがそこに!
無印良品の世界最大店舗「無印良品 有楽町」へ行ってきました!
3階建ての店内はとても広々としていて、
ほぼすべての商品が取りそろえられています。
他のお店ではあまり見かけなかったモノもたくさん♪
なんと、店内に"無印良品の家"までありました!
店内をぐるぐる見て回るだけでも、1日過ごせそうです。
そんな有楽町店の人気商品を店長に尋ねてみると
しばらく考えてからこんな答えが返ってきました。
「平日はビジネスパーソンが中心。法人のお客様もいらっしゃいます。
一方、休日はガラッと客層が変わって、ほとんどがファミリー層。
外国人観光客にも来ていただいており、
場所柄、様々なお客様にご利用いただくので、人気商品も幅が広いですね」
他店舗では、女性服が男性服よりも人気が高いそうですが、
有楽町店では、ビジネスマンのお客様がスーツを買いに来られることも多いそう。
また、男女ともにビジネスパーソンに人気が高いのが、
限定店舗で展開している「MUJI Labo」。
無印良品の定番ラインの服よりも、少しデザインに遊びを持たせたもので、
素材や仕立てにも、よりこだわっているそうです。
綿には、農薬を使わない土地でできたオーガニックコットンを使用し、
トップスのファスナーと、すべてのボタンには、
回収されたペットボトルから作ったリサイクルポリエステルを使用していました。
続いて、ご家族連れに人気なのが、子供服や家具。
お子様用の「こども広場」には、
国内杉で作られた"スギコダマ"と呼ばれる木のイスもあり、
お子様が遊んで待っていられるようになっています。
さらに、外国人観光客にも大人気のこんなサービスも!
無印良品のシンプルな文具に自由に押せるスタンプです☆
日本を象徴するこけしや富士山などもあり、みんな夢中になって押していました。
やってみると、確かに楽しくてついつい押し過ぎて、
センスのなさ丸出しになってしまいましたが
。
商品では展開しきれない無印良品の考え方を伝える、
情報発信スペース「ATELIER MUJI」では、
"人と生活とモノ"を見つめる企画展を随時、実施。
訪れたタイミングには雑誌『POPEYE』とのコラボで、
自分の手で紡ぎだす「Handcrafted Life 手を動かそうよ展」が開催されていました。
※「Handcrafted Life 手を動かそうよ展」は4月21日(日)までで終了しています
有楽町店へ訪れると、あれも、これも、それまで!と、
改めて無印良品の商品展開の広さを実感します。
そう思いながらお店を後にしたら、
日比谷公園近くで自転車に乗った外国人観光客を見かけました。
よくよく見てみると
その自転車には「無印良品 有楽町」と書いてあるではないですか!
有楽町店では、レンタサイクルも可能なんですね!!
東京観光にとっても便利ですね♪
Found MUJI 青山
このキャラバンをスタートさせた「Found MUJI 青山」へ、
約1年ぶりに来訪。
Found MUJIとは、永く、すたれることなく活かされてきた日用品を、
世界中から探し出し、それを生活や文化、習慣の変化にあわせて少しだけ改良し、
適正な価格で再生して販売する取り組みのこと。
その活動の起点がこの青山店であり、
Found MUJIの商品すべてを結集した場所でもあります。
私たちもこのキャラバンで、いくつかFound MUJIの産地も巡らせてもらい、
改めてこの場で商品を見ると、我が子を見るようなうれしい気持ちになりました。
どれも逸品ばかりですが、Found MUJI 青山での人気商品を聞くと、
「これなんです」と教えてくださったのは、
昔ながらの"お道具箱"を彷彿とさせるボックスでした。
「これはもともと、フランスで公文書を保管するための箱で、
一つひとつ、手作りなんですよ。
工場の創業者の名前にちなんで『コシャーさんの箱』と呼ばれているんです」
と店長が説明してくださいました。
なんでも一般向けに販売されているのは日本が初めてとか!
店長の個人的なお気に入りはこちらだそう。
「これは、ドイツのベジタブルブラシなんです。
ドイツにはマイスター制度があるので、一般的にハンドメイド品は高いんですが、
これらはハンディキャップのある方たちの作業所で作られているので、
価格もお求めやすいんですよ」
一つひとつの商品の裏にあるストーリーを丁寧に説明してくださり、
どれも欲しくなってしまいました。
また、最後にこんな興味深いお話も。
「このお店に携わるようになって、私自身の"Found"にもなりました。
福岡県の日田市にある祖父母の家には、小鹿焼の器があって。
昔は何とも思っていなかったんですが、
先日祖父母の家に遊びに行った時に、いろいろと話を聞いてみました。
そうしたら、私の家系にも職人さんがいたことが分かったんです」
私たちが普段なにげなく使っている日用品にも、
必ずそのモノが作られるようになった背景があり、
そして、そのモノを手掛けた作り手の想いが詰まっています。
今日、その手で持ったモノがいつ・どこで・誰によって作られたものなのか。
想像してみるだけで、違った世界が見えてくるかもしれません。