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アジア最大級の、環境に配慮したシステムで育てられたバラ

2013年01月07日

お部屋で楽しめるコンパクトなバラ"ローズフォーエバー"は
どんなところで育てられているのでしょうか。

雪で通行できなくなる前に、と
10月下旬、青森県の三沢空港から車で約30分の
アジア最大級の広さのハウスを訪ねてきました。

ちょうどクリスマス商品の出荷前だったので
見渡す限り、ポインセチアの赤や、シクラメンのピンクが
広がっている場所もありました。

ハウスごと、レーンごとに温度や湿度、肥料の管理を行い、
レーンの移動や水やりは機械化されています。

天然ガスをエネルギー源として
温度管理をしながら発電と廃熱利用を行い、
排出されるCO2をハウスに供給し、CO2排出量を削減しています。

一見普通の立派なハウスに見えますが、
説明を聞きながら回っていると、いろいろなところにその片鱗が。
液肥を配合するタンクやCO2をハウス内に排出する穴が
ありました。

他の産地を訪ねると、
生産者の方は腕のいい職人のような感覚を受けますが、
ここは仕事のできるエリートビジネスマンの集まりのような印象です。

多くの作業が機械化され、
そのおかげでたくさんのバラを育てられるようになりましたが、
やはり、すべて機械まかせ、という訳にはいきません。

苗をつくるための挿し穂や挿し木の作業、
出荷基準を満たしているかどうかの判断、
肥料の調整などの重要な部分は人が担っています。

毎日ハウスを見回って育てたバラは
出荷基準に満たないからといって処分するのは心が痛みます。

でも、そこはお客様に満足してもらうため、
思い切って処分をするそうです。

かわいそうだから、とそのままにしておくと
そこから病気が発生してしまうこともあるため廃棄をしている、
とのことでした。

ここの農場では1週間で約10,000鉢ものミニバラを出荷しています。
その中で約15%ほどしかない、お花が大きめの品種を
陶器鉢に寄せ植えしてお届けをします。

冬は鉢植えのお花の種類が少なくなる時期。
広いお庭がなくても楽しめる、安心品質のコンパクトなバラを
楽しんでみませんか。

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