ハイビスカスの産地を訪ねて
母の日の花「ミニバラ 手編みのカゴ入り」と同じ、岐阜県の生産者さんが育てています。
岐阜県は、花や観葉植物の生産が盛んで、大きな農場をもつ生産者さんが多いところです。
緑色に茂った山々と、田植えされたばかりの田んぼに囲まれたところに農場はあります。
どこまでもひろがる大きな空はとても心地がよいです。
お届けするハイビスカスは、デンマークの育種会社によって育種されたもの。
ハイビスカスの開花期間は通常1日ですが、このハイビスカスは2~3日間開いたお花を
楽しむことができます。
また、晩秋近くまでの長期間お花が咲きやすいのも特徴です。
実際に自宅で育ててみてるのですが、本当に花もちがよいです。
かたいつぼみからは想像できないほど大輪なお花を咲かせてくれます。
植物の力はすごいと、改めて感じさせられました。
Flower MUJIのハイビスカスのお届けは、母の日後の5/22から。
出荷予定のハイビスカスのハウスは、まだ葉っぱの緑一色です。
別のハウスではピンチされたハイビスカスが並んでます。
ピンチとは、花の数を増やすために、枝を切ること。
切ることで、枝分かれをさせたり、高さをおさえる効果もあります。
Sサイズのものは挿し木をしてから成長具合を見ながら1、2回ピンチをします。
枝分かれしてるところあたりに切られた跡があったら、それはピンチされたところ。
ご購入された方、届いたら葉の隙間からのぞいて見てみてくださいね。
ハウスで植物を育てる上では、適度な風通しは大切なこと。
ここの農場のハウスはとても大きく広いので、空気を循環させるために大きな送風機が
壁一面についてます。
この規模の設備はなかなか日本では見られません。
最新の設備と、人の目と手で、水やりや肥料、温度などをきちんと管理し、
安定したいい商品ができあがるのです。
おじゃました日は、ゴールデンウィーク直前。
母の日を控えたこの時期は、お花の生産者さんにとって1年の中でも
1、2を争う忙しい時期です。
ハウス内は、これから出荷となるミニバラでいっぱいでした。
Flower MUJIのミニバラも順調にお母さんの元へお届けされています。
ミニバラの出荷が落ち着いたら、今度はハイビスカスでこの場所はいっぱいになるそうです。
きっと南国のような世界になるのでしょう。
あたたかくなる気候とともに、この夏は、長く楽しめるハイビスカスを
お部屋やベランダでどうぞお楽しみ下さい。