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環境に配慮した設備で育ったアンスリウム

2013年07月10日

ハート型の大きな葉と、造形的なフォルムの花。
熱帯アメリカ原産のアンスリウムという植物です。

花弁のようにみえる部分は「苞(ほう)」とよばれる部分で、葉が変化したもの。
中心の棒状の部分が花の集合した部分です。
アンスリウムの「花」は小さく目立ちません。

Flower MUJIでご紹介しているアンスリウムを育てている場所は岐阜県にあります。
広大なハウスがたくさん並び、その中で南国系の植物やバラなどを育てています。

光量を補うためのランプや、肥料や水の量の管理など、最新の設備を使用しながら
高いレベルで安定した品質を保って育てられています。

ここでは環境に配慮した設備を多数取り入れており、アンスリウムを育てるハウスでは、
温度調整にパット(フィルター)&ファン(換気扇)水冷式の冷房を日中使用しています。

ハウスのひとつの壁面に大きな換気扇がついていて、離れた向かいには、
壁一面に水が流れるフィルターが設置されています。
パット&ファン水冷式は、この換気扇をまわすことで、外気が向かいの壁の水が流れている
フィルターを通り、冷やされた空気を取り込めることでハウス内の温度を調整する方法です。
電気式のエアコンより省エネな仕組みです。

また、外気をハウス内に取りこむ際に、このフィルターを通すことで病害虫の進入を防ぎ、
低農薬で育てられる効果もあるそうです。
自然の原理をうまく利用した設備なのですね。

Flower MUJIのアンスリウムには、株元に写真のものが巻かれています。
これはチランジア・ウスネオイデスというエアプランツ。
エアプランツは、空気中の水分を葉や茎から吸収して成長する植物です。

天井から吊り下げられているものがそのエアプランツ。
アンスリウムと同じハウスの中で育てられています。
これが植物とは不思議ですよね。

エアプランツは土に植える必要がないので、針金などを使いこのように吊るして
楽しむことができます。
アンスリウムに巻かれているのは少しですが、飾り方など色々工夫してみてくださいね。

ハウスの外にあったアンスリウムに、緑が鮮やかなアマガエルがちょこんとのっていました。
ハウスのまわりは田んぼが多いので、そこで育った子でしょうか。
居心地よさそうです。

個性的な形のアンスリウムは、お部屋のインテリアグリーンとしておすすめです。
お部屋を夏らしくしたいと思ったとき、模様替えするのは大変ですが、植物を置くだけなら簡単ですね。
日があたらないところでも強いアンスリウムは、飾る場所を選びません。

環境に配慮した施設で育ったアンスリウム。
産地から直送でお届けいたします。
夏のグリーンとしてお試しください。

[ネットストア] 7月限定 アンスリウム

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