連載ブログ 富士山麓通信

野草でお茶

2011年07月13日

このところ、野草茶のおいしさに目覚め、はまっています。結構高いお金を出して自然食品のお店で買っていたのですが、よくよく周りを見回してみれば、材料は森の中にいっぱい。なんとなく面倒臭そうな気がして避けてきたお茶作りですが、とりあえずトライしてみることにしました。
スギナはもう終わったけれど、ヨモギやドクダミ、オオバコ、クマザサなどは、まだ間に合いそうです。手始めに、ヨモギとドクダミ、オオバコを摘んで天日干ししてみました。
干した後になって調べてみたら、「干す前に蒸す」というレシピを見つけて、がっかり。でも「干した後、大鍋で空煎り」というのもあるので、なんとかなるでしょう。失敗したら入浴剤にすればいい、くらいの気楽さでスタートします。

  • ヨモギはかなり生い茂ってきたので、先端の柔らかい部分だけを摘みました。
  • ドクダミは、開花が始まったばかり。一番いい時期に収穫できました。
  • こちらは、古くから民間療法で使われるオオバコ。子どものころ、この茎を絡めて引っ張り合う「草相撲」をやった人も多いでしょう。
  • 水洗いして、野菜水切り器を回して水を切ります。
  • ペーパータオルで挟んで、そっと押して、さらに水切り。
  • 広げて天日干しします。「陰干し」というレシピもあったけど・・・
  • 今回は量が多いので、ネット干しも。釣道具屋さんなどで売っているこのネットは、虫よけ・鳥よけにもなって、何を干すにも重宝しています。

初めてだというのに、ろくに下調べもせず、勢いだけで始めてしまったお茶作り。さて、どうなることやら。うまくいってもいかなくても、この結果は、そのうちご報告します。

  • プロフィール くらしの良品研究所所員
    M.Tさん

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