連載ブログ 富士山麓通信

フレッシュミントのハーブティー

2011年10月19日

今年の富士山の初冠雪は、例年より少し早めの9月24日。10月に入ると、肉眼でもはっきりと雪をかぶった富士山が見えるようになりました。こうなってくると、畑のミントもそろそろおしまい。霜にあたって枯れてしまわないうちに、フレッシュな生葉をたっぷり使ってミントティーを楽しみます。

先週のジェノベーゼソースに使ったバジルは種から育てたものですが、このミントは苗から。夏の初め、友人のオーガニックファームでお手伝いをした息子が、「お礼に」といただいてきたものを、我が家の裏庭に移植しました。

友人のオーガニックファームは、富士山の見える国道沿い。苗と一緒にアイスクリームも売っています。
ファームの標識は、ほとんど英語。友人はアメリカ人です。

フレッシュミントティーの楽しみは、ミントを摘む段階から始まります。秋の山の清々しい空気の中にミントの透き通った香りが広がり、摘む人の指まで香りに染まるよう。思わず深呼吸したくなるひとときです。

移植したミントは、標高約1300mの我が家の庭でも元気に育ってくれました。

お茶が入りました。せっかくお天気もよいことだし、トレーごと持ち出して、ベランダでのティータイム。厳しい冬が訪れる前の、つかの間の秋を楽しみます。

左:オーガニックファームで作った、手摘み・天日干しのミントティー。生葉が終わったら、我が家でもこのミントティーの出番です。
右:ファームのレストランでは、カレーのトッピングにもミントを使っていました。
  • プロフィール くらしの良品研究所所員
    M.Tさん

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