フレッシュミントのハーブティー
今年の富士山の初冠雪は、例年より少し早めの9月24日。10月に入ると、肉眼でもはっきりと雪をかぶった富士山が見えるようになりました。こうなってくると、畑のミントもそろそろおしまい。霜にあたって枯れてしまわないうちに、フレッシュな生葉をたっぷり使ってミントティーを楽しみます。
先週のジェノベーゼソースに使ったバジルは種から育てたものですが、このミントは苗から。夏の初め、友人のオーガニックファームでお手伝いをした息子が、「お礼に」といただいてきたものを、我が家の裏庭に移植しました。
フレッシュミントティーの楽しみは、ミントを摘む段階から始まります。秋の山の清々しい空気の中にミントの透き通った香りが広がり、摘む人の指まで香りに染まるよう。思わず深呼吸したくなるひとときです。
移植したミントは、標高約1300mの我が家の庭でも元気に育ってくれました。お茶が入りました。せっかくお天気もよいことだし、トレーごと持ち出して、ベランダでのティータイム。厳しい冬が訪れる前の、つかの間の秋を楽しみます。
右:ファームのレストランでは、カレーのトッピングにもミントを使っていました。