連載ブログ 緑のシェード

公民館のゴーヤが元気 ─緑のシェード実験 その14─

2011年07月20日

今年は梅雨明けが早く、まだ緑のシェードが完成しないうちに厳しい日差しが照りつけています。
特に我家のプランターのゴーヤの調子が良くありません。ところが駅前の公民館のゴーヤの成長はとてもいいのです。育て方のコツを聞いてみました。

見上げるように伸びた公民館のゴーヤ。プランターで育てています。

<公民館で聞いた育て方のコツ>
・大きめのプランターに培養土使用
・苗は、沖縄のあばしゴーヤ(あばしとは、ハリセンボンという魚の沖縄名:アバサーから由来)
・植えた時期は5月上旬
・2週間おきの追肥(この公民館では野菜の肥料使用)
・朝夕の水やり(1株当たり1リットル)
  • 公民館のゴーヤ
  • 我家のゴーヤ

似たような場所で、プランターの大きさもほぼ同じ。違うとすればネットの細かさか、肥料が不足しているのか??
ふと気が付いてプランターの土を触るとカチンカチンです。土をいっぱいに入れたつもりでしたが、半分くらいに嵩が減っています。ひげ根がいっぱいにはびこって苦しそう。もう手遅れかもと思いつつ、根元を少し耕して空気を入れ、土を足しました。白く見えているのは、土の通気性を良くするというので混ぜてみたパーライトという顆粒です。

プランターに比べ、地植えのツタ達は皆元気です。日差しをさえぎるためには、葉がある程度大きくて、密集していなくてはなりません。キュウリは成長が止まり、緑のシェードとしては見込みがないので撤去し、代わりに他で育てていたゴーヤを移植しました。

左:ゴーヤ     右:キュウリ(この後撤去)

地植えの緑のシェード全容です。
右手前は宿根朝顔。左へ、朝顔、さつま芋、テラスライム、ゴーヤです。

  • プロフィール くらしの良品研究所所員
    H.Nさん

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