早めの幕引き ─緑のシェード実験 その21─
台風一過の翌朝、緑のシェードの惨状を見て愕然としました。
ゴーヤは根っこが風で持ちあがり、朝顔やイモ類も葉が引きちぎられ。様相が一変していたのです。ちょっと回復は難しそう。予定より少し早めの幕引きをすることにしました。
ゴーヤは上の方をはずして、下から引っ張ると割に簡単に外れました。ツルが枯れないうちの方が始末しやすいようです。「アレー、明るくなったあ。でもこの夏はずいぶん助かったよ。」と、この家の主。
さつま芋はもう少し置いておきたかったのですが、しかたがありません。小さ目ですがさつま芋が収穫できました。テラスライムにも、さつま芋によく似たお芋がついています。
朝顔や宿根朝顔は茎自体がネットに絡みついていて、外しにくく、「ネットごと捨てちゃおう。」と言う声も上がりましたが、「そんなのエコじゃないよ。」とがんばってツルを取り除きます。
7m幅の緑のシェードの取り外しは、涼しい葉影を作ってくれたツタ達に感謝しながらの作業です。3人で2時間ほどで幕引きは終わりました。ネットは来年用に、取っておきます。
台風の翌日のJRの駅近辺です。
壊れたビニール傘の山が台風のすさまじさを物語っていますが、駅前の公民館のゴーヤは大丈夫だったようです。今しばらく通勤の人々の目を楽しませてくれることでしょう。