チャン、チャン、チャレンジ ミニマルライフ!
衣服・デザイン関連の仕事について、はやくも45年。一念発起して、ミニマルライフにチャレンジすることを決める。その様子を、夏目漱石の「我輩は猫である」をヒントに、猫の目を通して描く。猫は、偶然に出会い購入した、絵本作家・作家の南椌椌(みなみくうくう)さんの作品「青い夜のエマ」。

第2の関門、衣類の整理

2018年10月03日

西日本豪雨、北海道胆振東部地震で災害に遭われた皆さま、心よりお見舞い申し上げます。今までの生活を取り戻すことは大変なことだとお察しいたします。くれぐれもお体にお気をつけてなさってください。

ところで、もわ萌亜さん、やっと関門の一つ、食器類の整理はできたみたいです。ただ、普段使いのお皿やお椀をいくつか選んだものの、どうも、その中でもいつも使うものは決まってきた様子。そうやって、だんだん、ミニマルになっていくのですね。
そうそう、そういう私は、もわ萌亜さんの"ミニマルライフへのチャレンジ"を見守っている、絵の中の猫、エマです。

もわ萌亜さん、次は、衣類の整理にとりかかろうとしています。何度か実践してきたものの、仕事が、ファッションに関係しているだけに、どうしても増えていってしまいます。家族にも、服が多過ぎると言われたことがあるようですよ。返す言葉は、「商売道具だから、当然でしょ!」。確かに! 時には、こんなに服がある家を見たことがないと言われたこともあるんですって。ファッションの仕事をしている方々なら、もわ萌亜さんと同じような経験はいっぱいしていると思いますよ~。

ファッションが好きで仕事にしているのですから、好きなものが増えるのは当たり前。それに、着てみないとわからないこともありますしね。着心地や身につけた時の気持ち、そして、コ―ディネイトがしやすいかとか、、、いろいろな服を着ることは研究でもあるわけです。何年にもわたるそういう経験が仕事に生かされていったのですね。エマ、納得しました、もわ萌亜さ~ん。あら、ニッコリしてくれた。

ちょうど、衣替えの季節となってきました。混乱が始まる前に、夏物収納を拝見するといたしましょうか。皆さま、クローゼットの中に、エマがいるのわかりますか~。
ちょっと、わざとらしいって。ししし、失礼な!

ずいぶん、すっきりしていますね。もわ萌亜さん。えっ? タモ材の棚は、20年ぐらい前に、無印良品で購入したものなんですか! 驚きです。もわ萌亜さん、けっこう物持ちがいいんですね。あら、またニッコリして。ポリエステル綿麻混のソフトボックスも、無印良品のもの。ちょうどサイズが合って、きれいに入っていますね。下着類、ソックス、Tシャツ&パンツ、カーディガン類、夏用の寝具やバッグも分けて収納されています。

エマ、ソフトボックスの中を覗いてみました。服を畳んだり、丸めたりして収納してあります。中に入って自分も丸まってみたくなりました! パンツ類は、くるくると丸めればしわになりにくいですね。でも、よく見ると、なんか、お弁当箱みたい。何度も海外出張に行っているから、スーツケースの詰め方がうまくなったんですって。"詰める"という点で共通していることがあるようですね。ちなみに、サテンに黒レースのかかった星には、ラベンダーが入っています。虫除けにクローゼットにかけるもの。
えっ、ラベンダー!!! 猫にとってラベンダーは、毒ということですよ。でも、エマは、絵の中の猫だから大丈夫。よかった。
普段着や作業着は畳み、仕事用の服やドレスなどは、ハンガーにかかっていますね。もわ萌亜さん、夏物の整理は完璧のようです。

それにしても、可動式の棚は便利ですね。もわ萌亜さんも、本棚にも、飾り棚にも、いろいろと使ってきたとか。以前は、こんな風に棚板を一番上にのせて、ランプシェードを置いていたんですって。雰囲気ありますね~。一器多用ならぬ"一棚多用"。棚も使われ方によってこんなにもイメージが変わるんですね。リラックス感漂う写真に、エマ、なんか、眠くなってきちゃいました。今日はこの辺で、と言いたいところですが、秋冬物への衣替え、どうなるんですかね。もわ萌亜さ~ん、英気を養わなければ!

  • プロフィール もわ萌亜(もわもあ)
    ファッション、編集関係の仕事をしています。

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