連載ブログ 音をたずねて

デルタの入り口ティグレヘ

2011年10月12日

撮影のために、ブエノスアイレスから少し遠出をして見ることになりました。
アルゼンチンは東に大西洋、国土の20パーセントを占めるという草原地帯パンパ、そして今回訪れる全長4500kmのパラナ川河口に広がる広大なデルタ地帯と大きな自然的特徴を持っている。目的地は北におよそ30km離れたデルタの街ティグレ、デルタ地帯に面した、水と緑のあふれる美しい町です。

ティグレにはパルケ・デラ・コスタという名の遊園地や、カジノまであり、週末は多くのポルテーニョ(ブエノスアイレスの人)でにぎわいます。ティグレには、電車かバスで行くことが出来ます。今回は電車で市内のレティーロ駅から、ミトレ線でティグレまで向かうことになりました。

きれいで雰囲気のあるレティーロ駅、構内にはCafe Retiroというエレガントなカフェがあります。とてもフォトジェニックな店ですので、記念撮影に最適ですよ。

きれいな車内です。乗り心地も良かったです。

こんな風景のところを走ります。

途中のel andenという駅ホームにある素敵なレストランの向こう側はラプラタ川です。残念ながら反対のホームでしたので食事はしませんでした。

終点ティグレ駅

ティグレの駅前にあるパルケ・デラ・コスタ

とても快適な移動でした。駅や車内はとても清潔で人もあまり乗っていませんでしたのでゆったりと移動できました。途中の景色はブエノスアイレス市内と異なり、住宅地や農地や森が並らび、どこにでもある郊外の景色でした。何度か途中下車を繰り返しながらの電車の旅は、もう一つのアルゼンチンを見ることが出来てとても良い経験になりました。アルゼンチンに来る機会がありましたら、是非どうぞ。
次回はデルタ地区のお話です。

  • プロフィール くらしの良品研究所所員
    Y.Iさん

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