研究テーマ

2006年 フェアトレード ティーバッグ

2006年 フェアトレード ティーバッグ

生産者とフェアに向き合う

フェアトレードとは、直訳すると「公正な貿易」。開発途上国の原料や製品を「適正な価格で」継続的に購入することによって、弱い立場の生産者や労働者の生活改善を目ざす「貿易のしくみ」です。
公正な貿易をすることで、不当に安く買いたたかれたり、幼い子どもが労働にかり出されたり、乱開発によって環境が破壊されたり、といったさまざまな問題をなくしていこうとしているのです。

無印良品でも、2006年から、「紅茶」を中心にこの活動に参加しています。
ダージリンのティーバッグは、インド北西部ダージリン山岳地帯の茶園で栽培したもの。アールグレイのティーバッグは、南インドのティアショラ茶園の茶葉を使い、その茶葉にベルガモットの爽やかな香りをつけました。

お客様からは、「やさしい香りでリラックスできる」「ティーバッグでも茶葉がよく開く」といった評価だけでなく、「おいしく飲みながら、自分なりの社会貢献ができる」といった声も寄せられています。

たった一杯の紅茶が、世界を変える小さな一歩にもなる。無印良品はこれからも、現地の農園やその土地の人々と密接に関わりながら、紅茶に加えてコーヒー豆やチョコレートなどのカカオ製品でもフェアトレードの考え方を広げていきたいと思っています。

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