- キャンペーンに先立ち、寄付先である「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」を訪問し、活動の内容、世界の子どもたちを取り巻く現状についてお話を伺いました。
世界中の子どもたちのために
「セーブ・ザ・チルドレン」は1919年、イギリス女性、エグランタイン・ジェブによって創設されました。
彼女は、第一次世界大戦後の飢えに苦しむ子どもたちの惨状を何とかしようと、妹のドロシー・バクストンと活動を開始しました。「敵に食糧を与える」ことへの懸念や批判を乗り越え、戦争で荒廃しきったヨーロッパの子どもたちを救うため、食糧と薬を送ることに成功したのです。セーブ・ザ・チルドレンの哲学はまたたく間に世界中に広がり、同じ志を持つ人々によって、同じ名前を冠した団体が世界各国で作られることとなったのです。現在、セーブ・ザ・チルドレンの理念に同意した加盟メンバーはセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンを含み29あり、世界120カ国以上で活動しています。