被災地での支援活動紹介 ─国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン─
東日本大震災に被災された各地域において、県や市町村による応急仮設住宅の建設が本格化してきております。
- そんな中、仮設住宅に入居される方々に、少しでも安心して新しい生活を始めていただきたいという願いから、世界のこどもたちを支援する、国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンが、岩手県、宮城県の仮設住宅に入居される計15,100世帯に、当面の生活に必要な下記の生活物資を支援する活動を始めています。
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「東日本大震災第35報:
岩手県の仮設住宅に、最初の生活支援物資を届けました!」 - 左から、宮古市都市整備部の久保田さん、ワールド・ビジョン・ジャパンの望月さん、中村さん、佐々木さん
2011年5月6日(金)には、岩手県宮古市、愛宕公園内の81世帯190名が入居する応急仮設住宅への納品が、第1弾として行われました。
当日は、宮古市職員の久保田さんの手配によりお集まりいただいた30名のボランティアの方が参加し、ワールド・ビジョン・ジャパン望月さんの指揮のもと、手際よく1世帯当たりダンボール5~6箱分の生活物資と物干し竿が届けられました。
ゴールデンウィーク真只中にも関わらず、たくさん集まっていただいたボランティアの方々は、午前中は別の場所での作業をこなした上で、こちらに参加されている方がほとんどだったようですが、炎天下の中1世帯ずつ81世帯の家庭にスムーズに運び終わることが出来た原動力となっていました。
この先、15,100世帯という目標に向けて、活動はスタートしたばかり。当社でも出来得る限りの応援をしたいと思い、15,100世帯のうち、約1,500世帯分について、基本セット約60アイテム中の40アイテムについて原価での提供をおこなっております。また、それらの商品とワールド・ビジョン・ジャパンのネットワークにより集められた商品をまとめて、1世帯ずつ梱包することを、当社グループ会社である(株)アール・ケイ・トラックにてご協力させていただきました。
ワールド・ビジョン・ジャパンでは、この活動以外にも、2011年3月11日の地震発生後、13日には現地にスタッフを派遣した上で、緊急支援物資の配布や、被災地のこどもたちへ、学用品やスクールバスの提供、小・中学校へ仮設トイレの提供、子どもたちが安心して安全に遊べる環境(チャイルド・フレンドリー・スペース)の整備を行う等、特にこどもたちに向けた支援活動を行っています。
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