研究テーマ

南米・エクアドル共和国へ20万$を寄付

当社は南米・エクアドル共和国へ20万$を寄付すること決定しました。
私たちの暮らしや今の社会構造は、日々様々なエネルギー消費の上に成り立っていますが、限りある資源は永久に続かないことも事実です。このことは、良品計画としても他人事ではなく、モノづくりに対する大きな課題であり、また創業当時より考えてきた'自然と人とモノのより良い関係'の維持を目指す私たちの事業へも影響する問題です。
その中「石油に依存しない社会をどのように実現してゆくか」と国際社会へ提案し、今までに無い新しい経済モデルとして『ヤスニITTイニシアティブ』や『ヤスニITT信託基金』を立ち上げた、エクアドル政府と国連開発計画(UNDP)の活動を知り、このモデルが示す方策も、この先の新しい持続可能な秩序の回復や将来のエネルギー問題への解決方法につながるのではないかと考え、日本企業として初めて基金への支援を決めました。その後、昨年12月27日、駐日エクアドル共和国大使館内にてレオナルド・カリオン大使、UNDP駐日次席代表八木様と当社代表取締役社長金井の3名による調印式が執り行われました。
※ヤスニITTイニシアティブ
エクアドルのヤスニ国立公園には、想定約8億5千万バレルが埋蔵する大油田があるとされている。その油田開発で得る収入の半分を国際社会が資金提供することで、エクアドル政府が開発を永遠に放棄するという計画。放棄することで、CO2の削減、生物多様性の保全、先住民の暮らしや文化の維持が可能となる。

左:八木様、中央:エクアドル大使、右:代表取締役社長金井