研究テーマ

Business Call to Actionフォーラム東京2013と、グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク年次シンポジウム

パネリストとして発表する取締役生活雑貨部長 鈴木啓
民間企業がビジネスを通じて、貧困や環境問題などの社会課題の解決に寄与する取り組みが世界的に増加する昨今、国連開発計画(UNDP)が実施している「ビジネス行動要請(BusinessCall to Action 、以下、BCtA)」では、開発成果と事業収益を両立する優れた取り組みを承認し、革新的なビジネスモデルの普及と展開を支援しています。本年6月、無印良品で商品開発の一環として取り組んでいる「キルギス、ケニア、カンボジアの生活雑貨の開発と生産者育成による貧困削減プロジェクト」が、BCtAに応えるものとして評価され、アジアの小売業としては初めて承認をいただきました。
11月21日、JICA地球ひろばにて、日本で初めて「Business Call to Action フォーラム」が開催されました。BCtA に参加している日本企業4社(ユニ・チャーム、味の素、伊藤忠商事/クルック、良品計画)が、国際的に高く評価された自社のビジネスモデルについて発表。また、開発途上国の社会課題の解決のためのビジネス的なアプローチについて、パネルディスカッションが行われました。メディアからも高い関心の集まったフォーラムとなりました。
翌日の22日には、グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク(GC-JN)が、CSR活動の議論と考察を深める場として「これからのCSRと経営」をテーマに年次シンポジウムを開催。企業、国連機関、政府、学術・研究機関など各方面から約200名が参加しました。
こちらでのパネルディスカッション『これからのCSRと経営 ~日本企業の取り組み』 もおいても、当社取締役生活雑貨部長の鈴木が同様の発表を行いました。

[関連リンク]
グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク > 【レビュー】2013年度GC-JNシンポジウム~これからのCSRと経営~