2015年度 FUKU-FUKUプロジェクト結果報告
FUKU-FUKUプロジェクトは、繊維製品をバイオエタノールとして再生する新しい技術を中心に、衣料品の100%リサイクルを目指す企業連携のプロジェクトとして2010年にスタートしました。2015年度の無印良品の繊維製品回収量は7.6トン。これまでは主に無印良品週間でのキャンペーン中に回収を呼びかけていましたが、2015年9月からは店頭での常時回収、並びにFUKU-FUKUプロジェクトに参加いただいたMUJI passport会員には1,000MUJIマイルの付与をスタートしました。一方で、回収した服を確認してみると、まだまだ着ることができる服があることに気づきました。このようなお客様に長年ご愛用いただいた商品や、ものづくりと流通の過程で発生する販売できなくなった商品をためておき、色を染め直すなど、新たな価値のある商品に再生させるリユースの取り組み「ReMUJI」を2015年3月よりスタートしました。回収された繊維は順次エタノール化プラントでリサイクルされ、2015年度は年間で約4,000リットルのエタノールに生成されました。
FUKU-FUKUプロジェクトのイメージキャラクターはミツバチ。私たちはこれからもミツバチが蜜を集めるように「あなたの服」を集め、やがてそれが「地球の福」になる=「あなたの服を地球の福に。」の願いをこめて活動を続けてまいります。
[関連リンク]
FUKU-FUKUプロジェクト
ReMUJI