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たとえば、歯ブラシを磁器でできたスタンドに立てると澄んだ高い音が返ってくる。それだけのことでも、暮らしの風景は変わっていきます。
写真は、白磁の歯ブラシ立てと石けん置きです。原料には、天然石の粉のみで白磁になる、世界でも珍しい天草陶石を使っています。陶器と違って磁器はガラス質のため、素地が汚れを吸わず、手入れが簡単で普段使いに適した素材です。もちろん素材だけではなく、歯ブラシが触れ合わない溝の角度や、石けんがドロドロにならない突起の高さ、通気性をよくするための工夫など、使うほどに細部の品質に共感いただけるはずです。
歯ブラシを替えたときの新鮮さ、洗い立てのタオルの肌触り、使う石けんの香りなど、そうした小さな営みの積み重ねが暮らしをつくっていくと無印良品は考えています。
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