団地のシェアルームに、無印良品で暮らしています ~千里シェアルーム大使の住まいレポート~

団地のシェアルームに、
無印良品で暮らしています

住まいモニター企画の第2弾の舞台は大阪の新千里西町にあるUR団地。MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトが「シェアルーム」に1年無料で住む3人組を募集。なんと男3人の「千里シェアルーム大使」が誕生しました。
入居までのストーリー

MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト

  • 入居者インタビュー
    実際にMUJI×URに入居されている方のインタビュー。
  • MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト
    URと無印良品が「賃貸リノベーション」の新しいかたち。
  • 現地レポート「千里青山台物語」
    新しい団地の暮らしを発信する現場レポート更新中。
  • 団地をDIYして暮らします。
    2つの団地の3Kの部屋で、それぞれがDIYの可能性をレポートします。

無印良品の家に暮らそう。

  • ぜんぶ、無印良品で暮らしています。
    住まいモニター第1弾 「三鷹の家大使」の大人気ブログ。
  • UR都市機構

押し入れの中を埋めつくせ!ルームA奮闘記

2013年12月04日
131203_00.jpg 自分の利益を優先して、ヒトに迷惑かけたことありませんか? ひとつやふたつ、ありますよね!僕はたくさんかけています。とてもたくさんの人に許してもらって、今日も生きています。

団地内には「みんなで楽しく暮らしましょう!」的なニュアンスの看板がいくつかたっているのですが、ここだけな~んか強め。

壁1枚むこう、床1枚したは他の方のお宅なわけですから、ちょいと気を使うのはマナーのうち。ちなみに、隣近所の方はやさしい住人さんたちばかりです。引越しからこれで3週目。新千里西町団地でのくらしも、すこし慣れてきました。

はい、どうもこんにちは。今日もだんぜん緑のホーリーです。
着々とシェアルーム内の紹介が進んでいくなか、やっとこさルームAの出番です。初出のときは僕が邪魔してなにも見えなかったと思うので、きちんと解説していきます。
よろしくです!!

改めて、こちらが全貌です。
131203_01.jpg
収納を正面から見るとこんな感じ。
131203_02.jpg ポリプロピレン衣装ケース引出式(以下PP収納ケース)と、ポリエステル綿麻混・シューズホルダーで収納スペースを作っています。
PP収納ケース全てを下の段に入れておく予定だったのですが、上段に張ったツッパリくんが過重に耐えきれず脱落。物音におどろいて部屋にもどれば......
131203_03.jpg
なんたる悲劇。
131203_04.jpg
これはひどい。

無印良品のステキ商品に囲まれたワンダフルライフをはじめる。このささやかな楽しみが、たった1本の棒ごときに打ち崩されるなんて。

つらいですね。

ざまあですね。

ぐすん。

しかし僕はあきらめたりなんてしません。

「無印良品がUR団地のシェアルーム企画をしているらしいぜ」なんて話で愛知から大阪にノコノコでてきて、無職を覚悟で手に入れた生活だぞ! あきらめられるか!!

もう天板に金具で棒を固定するしか...... とか、いっそ押入れの中に布団を敷くドラえもんベッド? なんて考えながらたどりついた案が~こちら。
131203_05.jpg 積み重ねたPPケースで、ツッパリくんを支えています。引っかけた量からして、10キロ近くの重さに耐えてくれている計算。他社の製品では、おそらくこのマネはできません。

というのも、安いPPケースってたいがいこの形をしてるじゃないですか。
131203_06.jpg
ここに越してくる前に使っていたPP収納ケースです(雑多だなあ)。

これ、引き出しと上下の板&それをささえる4本の柱って構造なわけです。まさに「しまって出すならこれで十分」ってやつですね。機能が最低限なので、価格も最低限。クローゼットや物置など、かくしておける環境にはだんぜんこっちがオススメです。安さ大切。

対して無印良品のPPケースは「引き出し・上下の板・3面の側面板」というパーツで構成されています。積んでしまったら棚っていうくらいの出来。見せる気まんまん自信まんまんで作られています。
131203_07.jpg
見よ! このピッタリフィットな収まりを!!

空いた隙間は1センチ弱です。ケース対ケースの密着性も相当なものだと思います。これならいつでも表に出しておけますね。

素人目にみても、間違いなく頑丈です。強度計算なんてしていませんから、他のPPケースで同じことにチャレンジして破壊していたやもしれません。モニター品を即日デストロイなんてゾッとします。あーよかった。

続きましては3人共通の品々から。

あたたかファイバーニットクッションにもなる着る毛布/グリーン
お察しのとおり。アイボリー・ブラウン・グリーンの3色展開とくれば、グリーンを選ばない手はありません。もっふもふ!
131203_08.jpg だけどもこの着るミドリ、いや毛布。動けるようにできているから、足先がひえる。着る毛布唯一の弱点といってもよいでしょう。冬場のシェアルームは室内のくせに天罰かっていうくらい寒いので、なんとかしたい...... お、キミはクッションにするときに使うカバーじゃないか。なに、僕に任せろ! だって? よしよし、じゃあ頼んでみようかな。
131203_09.jpg ぴ、ぴぴぴ、ぴったりだあああぁぁ!!
やるなカバー! 今後とも、僕の足先は彼に守ってもらおうと思います。
まかせたぞカバー。

そして次なるミドリはこちら。
131203_10.jpg 「新疆綿天竺ボックスシーツ・S/杢グリーン & 新疆綿天竺掛ふとんカバー・S/杢グリーン」

新疆綿天竺シリーズも3色展開なので、迷わず以下略!こちらはザ・グリーンという勢いでみどみどしています。実にいい。特に「あたたかファイバー鹿の子毛布・ライトグリーン」とのグラデーションがいい。
余談になりますが、2人が感激していたあのマクラ。僕は購入していません。普段から枕を使わずに寝ていたのですが、まさかあんな真実があっただなんて...... まて、グランフロント回。更新急ぎます。

そして、最後にこちら。
体にフィットするソファ & 体にフィットするソファカバー/ブラウン
こちらは当初、共有スペースに置かれる予定だったため3つともブラウンです。とある悲しき事情により各部屋に引き取られて行きましたが、他の2つは想定された正しい使い方をされているようでなによりです。
131203_11.jpg みごとなダメ人間っぷりですね。わがシェアルーム仲間ながら嘆かわしいかぎりです。僕はというと、こんな感じに。

131203_12.jpg そうオットマン!

本来ヒトが体をしずめて休めるようにと作られたソファを、ぐに~っと踏んづけています。

この優越感! 最高だぜ!

製品のすばらしさも手伝って、ずっとムニムニむにむにしています。ついでに爪先の冷え対策にも一役買ってくれていて、着る毛布とあいまって非常にぬくぬく。たまりません。
緑色のカバーがあればなおよかったのですが、もっとも近いものがこの「体にフィットするソファカバー/ユーカリ」。
コアラのイメージしか湧きませんが、のんびりしたイメージが合っている気もしますね。要検討です。
131203_13.jpg 先日、京都女子大学で開催された「MUJI×UR×京都女子大学で考える、空き家問題とリノベーション」という講義×トークセッションを見にいってきました。女子大ということで道中ずっと女の子に混ざって、これまた女の子をかき分け進んでいました(講義室で男性を見つけた時の安心感といったら......)。

ライフはゼロの状態でしたが、しっかり聴講しましたよ!
団地は空き家の改装から都市計画まで、様々な企業、学校、自治体、そして個人の考えが動いていて、いたるところで活動や実検が行われているのだそうです。このUR団地のリノベーションの動きはまだ始まったばかりで、今後の展開は未知数だといって皆さん目を輝かせていました。

大切な事業の一端を任された千里シェアルーム大使。今後も精いっぱい活動していきます!

それでは、久々の学生気分にうかれるホーリーでした。
次回の更新もお楽しみに!!
  • 千里シェアルーム
    大使プロフィール
    レポートをするのは、同じ大学を卒業した若い男性3人組。光と風に恵まれた団地でシェアな暮らしに挑戦します。
    更に詳しく

最新の記事一覧

カテゴリー一覧

千里シェアルーム